何かを続けるときの土台になるのは
以前、行動循環について記事にしましたが、何かを始めるときに鍵になるのが、その一つ前の土台。
例えばスイングをするなら、バックスイングを適当にしてインパクトのところだけきっちりとなんてできません。
何かを続けるときの土台になるのは?
これまでの人生の中で何かをやるぞ!と思ったけど続かない。誰でもこんな経験をしたことがあると思います。ではそこを乗り越えるために土台となるのは、何でしょう?
ある角度から見ると、それは何のため?という目的が必要かもしれません。
『こういう風になりたい』からという理想の方向からかもしれないし、『もうこういう思いをしたくない』という問題からの脱却の方向かもしれません。
この場合、前者は理想に向かうことができなくても現状維持で大きな害はなく、後者は進まないと更に苦しんでしまうことがあるので、後者の方が習慣化しやすいです。
上記が明確になることで進める段階の場合は、既に土台ができている状態でしょう。
挫折するのは本当に心が弱いから?
ただ、それはそれで挫折して落ち込んで余計に立ち直れないという経験もあると思います。そんな時に心が弱いからだと、心を強くする方法を学んでそれを習慣化するぞ!という風になっていくと、また同じ繰り返しになる氣がします。
そこでおすすめするのが、土台へのアプローチの2つです。
1.既に無意識に習慣化しているものに目を向けてみる
習慣化の前に、現段階で頑張ろうとかモチベーションを上げてと取り組もうと思ってなくても既に続いていること、やってることって必ずあるはずです。そこに目を向けてみると、習慣化はやる氣の問題ではないことに氣づくことができます。
2.動くところから動く方向・幅・速度で動く
スタートで頑張ると、だいたい失速してしまいます。
息切れして、もう一度モチベーションをあげようとすると、更にエネルギーが必要になります。そうして続かない自分が繰り返されてしまいます。
これって心に原因があるというよりも、身体がそういう仕組みになっているからだと思います。
スタートで頑張る=最初に反応した部位だけで動き出すと、その後身体は連動することなく、部分的な身体の使い方になってしまいます。
そうすると、周りとの連携を取ることなく、一点集中でガソリンが切れたら終わりと言う状態になってしまいます。
だからこそ無理なく動くところから動き出し、その速度と方向に乗っていくと、他の部位がどんどん協力し始めて、力感なく進めることができます。
こうやって何かを始めようとする前に、既に自然に身体が働いてくれていることに氣づき、その法則に則っていくと無理なく進めることができます。
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