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真夜中読書倶楽部 2024年8月

これはJ-WAVEで毎週火曜日の深夜に放送中のラジオ「BEFORE DAWN」の人気コーナー「真夜中読書倶楽部」で紹介された推薦図書の記録です。

私が読んだ本には感想や備忘録を付けています。


8/7 本のエンドロール/安藤祐介

本に携わる人の思いと人生。本ができていく過程、いろいろな仕事、思うこと、立ち止まること、どの仕事にも共通する悩み、目標、何のために働いているのかとか考えたりする物語なのかな。読んでみたくなる。
全然違う考え方の人でも同じように葛藤したりするのかな。

8/14 聞き逃したのか、メモが残ってなかった。

8/21 タダキ君、勉強してる?/伊集院静

人生を導いてくれた、沢山の先生とのエピソード。
「きっと、あなたもあなたと先生に会いたくなる」

燃え殻さんはこの本はまだ読んだことがないけど、こうした作家の別の一面を感じた本として、妻から見た「中島らも」を綴った本を紹介してくれた。

らも 中島らもとの三十五年/中島美代子

あの時って実はこういう生活を送っていたのか(フィクションも入ってるだろうけど)と、違う側面からその作家を見るのが面白かった、言っていた。
紹介された本も僕が読んで知ってる伊集院静さんではない、他の人から見た「伊集院静」になる前の一人の人間としての西山忠來さんがどんな人だったのか、僕の知らない作家ではないところから見れるのかな、と言っていた。

D坂の殺人事件/江戸川乱歩

誰にも言えない、心に仄暗いところはありますか?というメッセージに対して、人間なんで、そういう部分はたくさん持っていると思う。
そのために文学とかもある気がする。
本当に仄暗い、それを文学として「ああ、こういうことを人間って考えちゃうんだな」とか、その中に美しさや仕方なさ、エロティック、人間の情があると思う、と燃え殻さんは答えていた。
自分が不完全な部分、いやらしいこと考えちゃうんだろう、残酷なことを考えちゃうんだろう、でも、それが人間だよねっていうのを色々な例えや構成、物語にして小説家は書いている。
これって私だけなのかな、と思ったときに、もっとこんな人がいたよって知ると安心したり、なるほどこうやって感情を処理してるのか、とか色んなことを学べる。ぜひ本を読んでみて、人間の取扱説明書だと思う。自分にぴったりの取扱説明書を見つけてみてくださいね、と語りかけていた。

8/28 真夜中読書倶楽部なし。

GRAPEVINEの田中和将さんがゲストの回。
ピーター・バラカンさんの声が良い、と燃え殻さんが言っていて、どんな人だろう?と思ってラジオを聴いてみたら、なんて素敵な「おじいちゃま」なのでしょう。初めて聴いた声なのに懐かしくて、ほっとして寝落ちしてしまった。

鍋島推薦図書

対人間のコミュニケーションに悩んでいて、それをなんとかしたいともがいているのがよくわかる読書履歴となってしまった。他人を自分に都合よく変えることはできないから、自分を変えていくしかないと思ってはいるんだけれど、ちっとも上手くできずにいる。生きづらさが絡みついている。
また「夜のまたたび」を聴こうかな。アーカイブ配信してるんだ。
しょうもない話でずっと笑ってるあの夜に帰りたい。

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