お金を管理する方法
お金は、収入が少なくてもそれなりの生活をすればいいですが、
きちんと管理ができていると、過剰な利用などを防ぐことができます。
また、お金が貯まると、何かを買ったり、少し豊かな生活ができたりします。
今回は、障がいを持っていて、収入もおそらく同世代の男性と比較すれば少ない
私がどうやって人並みの生活をしているかについて、読んでいただいている方の
何かお役に立てれればと考えています。
●基本編
私は基本的に、以下の5つのパターンに口座を振り分けています。
・支出用口座
・投資用口座
・貯蓄用口座
・旅行用口座
・家庭用口座
口座の分け方については、人それぞれですが、まずは分類を分ける事が大事です。
私は、家族がいるので、家庭用であったり、
旅行が好きなので、旅行用という口座を用意しております。
●予算決め
本当に大事なのは、予算を決めて、予算を厳格に「守る」ことです。
手元に1万円しかないのに、10万円のPCを買うのはアホやと思っています。
逆に「ついつい買い物をしてしまう」という方や、
「月の予算を守る事ができない」という方は、
月の予算自体を見直した方が良いかもしれません。
月の支出用予算が3万円なら、3万円内での生活を守れないと、
生活はバランスを崩してきます。バランスは貯蓄を削るなどの行動で
調整を行う人が多いとは思いますが、そうすると貯まりません。
●支出用口座
私は住信SBIネット銀行をメインバンクに使っているのですが、
住信SBIネット銀行の何が良いかと言うと、「目的別口座」です。
この中で、通院費などの項目を用意しておいて、
最初から分けておくと、いざという時にお金が足りない
という事態を防ぐことができます。
また、支出用口座も私は細分化していて、
定期的に発生するお金と、不定期で利用するお金の
2種類に分けて、お金の管理をしております。
クレジットカード利用や公共料金の支払いなどは、
専用の引き落とし用口座を用意しておいて、
定期的に引き落とされる額を最初から入れておくようにしています。
「公共料金の費用なんて分からないよ」っていう方は、
まず費用の明示化が必要です。
電気料金で言えば、それぞれの電気会社が開示している
電気料金の利用量と料金をまとめているサイトにアクセスをして、
確認することがスタートだと考えています。
私の場合は、携帯は格安SIMで、
電力・ガスは自由化されたガス会社を利用していたりするので、
料金の確認は、基本的にWebベースになっていたりします。
それが正解かはよく分からないですが、定期的に使う費用については、
費用を抑えるに越したことはないと考えています。
●投資用口座
投資に関しては、私はつみたてNISAと諸々行っています。
つみたてNISAに関しては、投資先を間違わなければ、
ほぼ確実に利益が出るモデルだと考えているので、
堅い投資を行っていると考えております。
また、副業用の必要経費に関しては、
飛び出すだろう分を予算化して運用しています。
ここで大事なのは、大化けを狙わないことだと考えています。
大化けを狙うのは投資ではなく投機だと考えているので、
堅実で確実に資産が増える長期的な動きを行っています。
●貯蓄用口座
私の方針として、生活防衛資金程度は手元に置いておきたいので、
最低限の貯蓄をして、残りの費用は投資に回すスタイルを行っています。
その為、貯蓄用口座には、幾許かの費用しか置いておりません。
●旅行用口座
以前、noteでも記載しましたが、
私は「クエスト費」と呼んでいるものになります。
年間の旅行予算を年の始めに定めて、
毎月積立を行って、旅行に行くような運用にしています。
私は旅は視野を広げてくれると思いますし、
新たな出会い、発見、驚き、楽しみを与えてくれる重要な存在なので、
ここを完全に別予算として用意していたりします。
●家庭用口座
保育園の料金の支払いや、細かい費用の調整に利用します。
ここも適度な費用だけ残す運用にしております。
●結論
お金は大切です。でもお金以上に大切なものも多くあります。
私は我慢するのが苦手な人ですし、無駄にストレスを溜めると、
生活に支障が出るので、極力溜めないようにしています。
では、お金の面でも我慢せずに、限られた収入で生きるには
どうすれば良いでしょうか。
私なりの結論は、
「予算化できるところは全て予算化する」
「予算を守るというざっくりルールの中で、自由を与える」
「使うところは使って、必要経費は倹約につとめる」
これだけだと考えています。
シンプルなルールを運用するために、
シンプルな仕組みを構築すると、
持続可能にお金が貯まる仕組みをつくることができると思っています。
私のやり方が全ての人に通じるとも思っておりませんし、
かいつまんで活用いただくのでも良いとは思いますが、
折角なので、この文章を読んだ後に、お金の予算分けについて、
考え直してみるのはいかがでしょうか。