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Doの重要性

ビジネスにおいて、PDCAの重要性は
特に新卒の時などに嫌というほど言われます。

PDCAは、Plan(計画)からスタートするのですが、
この考え方は日本の形式文化を表していると考えています。

というのは、確かにPlan(計画)を考えざるを得ない
比較的大きな事業においてはPDCAは必要だと考えます。
計画を綿密かつ具体的に進めなければ、
事業として立ち上げて行動する事が難しい為です。

しかし、日本ではセルフマネジメントとして、
このPDCAを利用している企業も多く、

・計画、達成目標などが明確になる
・計画に基づく行動を取る事ができる
・解決課題などの発見が可能

と言ったメリットがあります。

一方、デメリットとしては、

・目標が不明確で、計画立てが甘ければ崩壊する
・計画外の環境変化に対して弱い
・振り返りが行われなければ意味をなさない

という事がございます。

確かに良い部分もあるのですが、
適切に運用されなければ、形骸化されるという
状況が安易に生み出されると考えています。

つまり、やったつもりのPDCAを認めないというのが大事です。

では、どうすれば良いのか?
私が感じているのは、Doをより重要視するという事です。

行動ベースで何かを考える場合、
「テスト、実験でやってみる」
「状況変化があった場合に柔軟に対応する」
という前段階の要素をまずやってみる事が大事だと考えています。

私も仕事をする場合、テストや実験をよくやるのですが、

流れとしては、
・コンセプトを固める
・テスト、実験を行う
・改善する
・再実験をする
・軌道に乗ってきたら拡大計画を立てる
・本展開を行う
・検証する
・改善につなげる
こんな所かと考えております。

一番大事なのはDo(行動)する事であり、
より突き詰めて言うと、解決課題であったり、
手段としてのコンセプトが大事だと考えています。

結果的にDoしないと何の意味もないし、
解決課題が薄い事もはっきり言って意味がないと考えています。

私が今まで見てきた事例としては
PDCAサイクルを回す事を重要視している人は、
PlanとCheckを重要視している人があまりにも多く、
行動や結果に直結している人はあまり見た事がありません。
別に否定をしたい訳ではなく、
結果に直結しない計画には存在意義がないと言いたいのです。

まずは、あなたは何が課題で、どう改善をしたいか、
何を仮説として考え、検証方法はどうかを正確に捉える所からが
スタートなのかなと考えております。

Doに基づく行動、ここにフォーカスする事が
現場、現実、現物を踏まえた課題解決に繋がるのではないでしょうか。

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