障がいと保険について
本日、家に保険屋さんが来ました。
子どもが産まれたので、学資保険に入りたいと考えた為です。
その時、考えた事を纏めたいと思います。
まず前提として、病気(特に障がい)を持っていると、
各種保険に入りづらくなります。保険会社にとっては、
補償内容が変わらず、リスクが高まるので当たり前ですね。
私は、統合失調症を患っているのですが、世の中の保険制度は、
精神疾患に対する補償ができる設計になっていません。
でも、自分がもしガンになった場合や、脳卒中になった場合に、
どうするか、家族を守れるのかという所は心配になります。
そこで、私が取っている方法を話させて頂ければと思います。
まず、がん保険。
がん保険に関しては、告知を求められる事が少ないので、
サラッと入れます。拍子抜けした人もいるのではないでしょうか。
費用感に関しても、通常の人とリスクが変わらないのか、
積み増し等は必要ありません。入れないと思っている方も多いかも
しれませんが、簡単な告知事項を満たしていれば大丈夫です。
次に、医療保険。
私は引受緩和型医療保険というものに入っています。
私個人で言えば、それしか選択肢がありません。
これは何かというと、よく一時期CMでもやっていた
「持病や入院・手術歴がある方でも入りやすい」という医療保険です。
これは一見すると、年齢層が高めの方向けのように見えるのですが、
私のような30代でも入れたりします。
費用間としては、少し割高です。
リスクを保険会社が持っているので、当たり前とも言えますね。
そして、学資保険。
今回、きちんと説明を受けて分かったのですが、
自分が亡くなった時でも返礼金の支払いが発生する為、
生命保険要素がある事を初めて知りました。つまり審査があります。
また、学資保険にはインフレリスクがあるのですが、
当面の日本で、インフレが起こるとも考えづらいので、
これは個人的には無視しても良いかなとも考えています。
貯蓄するにしても投資するにしても、返礼率以上の運用を
リスクを掛けて運用するのは怖いので、自分には学資ぐらいが
良いのかなと思っていますが、恐らく審査に引っかかります。残念。
そういう人は、大人しく貯蓄するのが良いのかなぁとは思います。
最後に、生命保険。
個人的に一番欲しいのが生命保険なんですが、
話を聞く限り、私の入れる(というより払える)終身保険はありません。
それは、商品構成上、自分で亡くなる率が高い精神病の人を排除しないと、
保険としての商品が成り立たない為と言えるかと思います。
引受緩和型終身保険というものがあるのですが、補償内容に対して、
自分の支払額が高過ぎて、とてもじゃないけど割に合いません。
毎月数万円払う余裕がある方は良いのかもしれないですが、
我が家にそんなお金の余裕はないです。
結果的に、私はがん保険と医療保険に現在入っており、
最低限の保障体制は整えているのかなとは考えております。
保険会社もビジネスなので、ライフプランの相談とは言っても、
ちゃんと経済合理性を考えて、家計と相談した方がいいと思います。
私はプロでも何でも無いですが、どなたかの役に立てばと思います。
後、入る場合はちゃんとプロの話を聞いて、比較検討した方が良いと思いますよ。
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