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種蒔きの季節

私は自分の価値観として、仕事で華開くには、種蒔きが必要不可欠だと思っています。
種蒔きは地道で、継続的で、人によってはつまらなく感じる事もあるかもしれませんが、
それでも種を蒔かないと、華開くことは有り得ません。
仮に、種を蒔かずに成果が出たとすれば、それは貴方が成果を出したのではなく、
誰かの成果を横からもぎ取っているか、他人の力を借りているだけだと思っています。

私にとっての種蒔きは今で、一度刈り取った稲の後については、
「種を植え」「種から芽が生えるよう育て」「大きくなるよう水をあげ」「稲になる」
という過程の中で、自分の今のセクション、レベル、段階を理解した上で、
「今できることは何か?」に必死に取り組む事がとても大事だと考えています。
それは、土自体の栄養が足りていない時に、育てる段階に進むのも違うと思いますし、
それぞれ、物事には順番やタイミングというものがございます。

そう考えると、自分の大きなビジネス上の理想を実現する為には、
今は「種蒔き」に集中するべきだと考えていて、行動レベルで正しいか正しくないか
というより、自分自身の「存在意義」や「ビジョン」を固める事が大事です。

私は、働くにあたって、自分の「理念」や「生き方」を定めています。
それは良いかどうかはおいておいて、自分自身の働く上での大きな軸にはなると
心より思っていて、その理念にそった行動および、判断がブレるタイミングが
あった場合にその「理念」に沿った判断を行うことで、自分の腹落ちが全く変わります。

数ヶ月前、私は起業するという言葉を当noteで書きました。
それは、実は有言実行していて、税理士を雇って、司法書士さんと定款の内容を
詰めるところまで進んでいるのですが、これも私にとっては種蒔きに過ぎないと
思っていて、着々とゆっくりと種蒔きをすることを楽しんでいる自分自身を
肯定できているなとここ最近思っております。

まだまだこれから実施することを定めて、自分のクリアすべき課題を
クリアして前に進む道が、この先私の目の前には存在しているのですが、
そこを乗り越えて、自分自身のできる事やなり遂げた証をもっと増やしたいと
心から思っています。正直な所、ビジネス面ではまだまだなんですが。笑

では、その時に何をすべきか、種を蒔く時には何が必要かと言うと、
今持っているモノから手を話す事が重要です。手に抱えているモノを抱えたままだと、
天から何かが降ってきたとしても、何一つ手に取ることができません。
なら、そこが経済的な制約なのだとしたら、始まる前に、始めている途中でも
クリアにすべきだし、自分で自分の制約を解除してあげるべきだと考えています。

そう考えると、私の場合は手持ちで使っているサービスだったり、
毎月の手持ち現金などに落ち着くのですが、そこの前提であったり予算管理を
徹底することでコントロールができる幅が広がり、できる事ももちろん増えます。

大きな事を成し遂げたい人は、大きなことにまず取り掛かろうとします。
それはそれで一つの方法としては有りだとは思いますが、
世の中には下積みが必要であったり、準備や研鑽、修行が必要な事も多くあります。

もし可能なら、現実的にそうなる未来を描いて、
「どうやってもその結論にたどり着くよね」という伏線や導線を張ることで、
解像度が高い、綿密な行動計画が立てられ、ファーストステップもより
踏みやすくなるのではないでしょうか。

少し序盤の話から離れてしまいましたが、
「種蒔き」が必要な時には種蒔きをして、自分の状況を把握した上で、
育った後の事を理解した、イメージした上で取り組むことで、実現可能性や
再現性も高まり、自分にとってもより具体的なイメージが完成するのではないかと
考えております。そして、そのタイミング一つ一つを大切にする事によって、
貴方の(私の)小さな種は華開くのではないかと思っています。

何より、過程が楽しいので、種蒔きから楽しむことで、
より面白い人生が過ごせるのではないのかなと、改めて感じました。

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