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シブい京都に会いにいく。NOT王道、NOTおしゃれを満喫する旅
京都旅行の計画を立てるとき、ザ・観光地!な王道プランや新しくできたおしゃれスポットの情報ばかりがヒットして「なかなかこれ!って感じがしない……とはいえディープすぎる場所に行くのは……」という方、いらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、おしゃれスポットのキラキラした雰囲気が苦手な方や、何度目かの京都旅行でちょっと違うところへ行きたい方におすすめしたい「シブい京都」に出会う旅プランをご紹介します。
西京焼のうまみに驚く「一の傳」
まずは腹ごしらえから。「一の傳(いちのでん)」は、京都の観光名所・錦市場にある西京漬け専門店です。
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錦市場はこれまでにも行ったことがある方が多いかもしれませんが、なんとなくぶらぶらしてお土産を買っておしまいにしてしまっていませんか?
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「一の傳」ではもちろん西京漬をお土産として買うこともできますが、ぜひできたての西京焼を現地でお試しいただきたいのです。改めて味わううまみに、きっと新鮮な驚きを感じるはず。
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前菜からデザートまでコース仕立てになっており、西京焼だけでなく京野菜など季節の食材を使ったお食事が楽しめます。
公式Instagramでは、上のような毎月の御膳のお品書きを公開しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
新しい視点で景色を楽しむ「トロッコ嵐山駅」
食事を済ませたら観光を。続いては「トロッコ嵐山駅」へ参ります。嵐山といえば竹林の小径を人力車で……というのが定番ですが、今回はちょっと趣向を変えてトロッコ列車に乗ってみましょう。
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トロッコ列車は時速25kmで速めの自転車くらいのスピード。片道7.3km、約25分間かけて、保津川沿いの四季折々の自然や渓谷を楽しめます。
特に景色が美しい場所では速度を落としてくれるそうで、写真撮影にも◎トロッコ列車に乗った人だけが出会える景色を堪能してください。
町の大衆酒場で飲みはじめ「京極スタンド」
観光を終えたらちょっと早めの時間から乾杯!それができるのが旅のよろこび!な方もいるかもしれません。今回は、新京極商店街にある「京極スタンド」へ。ここでは多くの方が昼から一杯やっています。
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これが本物の昭和レトロ、まさに昔ながらの大衆酒場の風情です。「酒場詩人」として知られるライター・吉田類さんも「大好きな店」として挙げているほか、さまざまなメディアで取り上げられる老舗酒場。
約一年ぶりに吉田 類さんが
— 京極スタンド (@sutando4156) September 7, 2018
ご来店されました‼️
いつお会いしても自然体で
気さくなお人柄です😊#吉田類さん #酒場詩人#京極スタンド pic.twitter.com/0HFEEb6o99
生ビールがとにかくうまい!と評判。食事はお酒に合うアテのほか、和・洋・中の定食系メニューも豊富。お酒が飲める方もそうでない方もきっといい時間を過ごせるはず。
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価格も安いので、たくさん食べて飲んで元気が出そう!昭和の大衆酒場の活気をおすそ分けしてくれるようなお店です。ここでは「写真映え」にとらわれず、ぜひ五感で京都の町酒場を満喫してくださいね。
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宿は一棟貸し切りで贅沢に「季楽 京都 東山」
シブい京都旅の締めくくりは、東山を流れる白川からほど近い路地裏にひっそりと佇む一棟貸し切り型旅館「季楽 京都 東山」へ。
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貸し切りなので他の宿泊客に気を遣うこともなく、存分に京都の夜を味わい尽くすことができます。信楽焼でつくられた半露天風呂付きがうれしい!
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美しい日本庭園をのぞむ和室で、旅の余韻を噛みしめながら締めの一杯をいただくのもおすすめです。
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翌朝の朝食として、肉や魚介を使用しない精進料理の老舗「泉仙」の仕出しをオーダーすることができ、前日に飲みすぎた方も胃を休めながらおいしい朝ごはんを楽しめます。
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王道の観光地やおしゃれなお店を避けた京都旅プラン、いかがでしたでしょうか。話題の最新スポットもいいけれど、実はこういう京都のほうがじんわり心に効いてくる感じがしませんか?ぜひ、次の京都旅の計画にお役立てください。
住所 京都市東山区三条通北裏白川筋東入ル堀池町379-2
アクセス 京都市営地下鉄東西線東山駅 徒歩3分
ライター:サトーカンナ
生活や散歩、漫画のことなどをすきに書いています。「ebookjapan」「サンポー」などに寄稿。
Twitter:https://twitter.com/umaicupcakes
note:https://note.com/milkcupcakes