私には好きすぎて聴けない歌がある。 私は好きすぎて〇〇できない、ということがよくある人間だ。好きすぎて使えない、好きすぎて読めない、見れない、食べられない。 なぜできないかというと、終わってしまうからである。 先ほどまで自分の胸を打っていたものを消費してしまうことによる悲しさ。それが怖いから、できない。実際私には読みきれていない本がいくつかある。読み終わったら続きを読みたくても読めないという漠然とした悲しみに襲われるからだ。ドラマ等も同様に。途中離脱という悪い癖がつ
大量のグッズが届いた。 現在帰省中だったため、届け先を変更し再配達してもらった。その結果、着払いで1160円の出費。痛い。 グッズが二個ずつ段ボールいっぱいに入っていた(保存用と観賞用)。 買いすぎた。けど、今、私、幸。 過去の私ありがとう。 推し、ありがとう。 誰かお金下さい。
今日、バイトで所謂『大失敗』をしてしまった。 ぬるっとミスをした。「あ、やばいかも」と思ったが、既にどうすることもできなかった。終了。 人に責められていると、なんだか意識が二つに分裂したみたいになる。罪悪感と自己嫌悪で吐きそうな自分と、そんな情けない人間を客観的に、冷静に見ている自分と、二人。 「あーあ、やっちゃった」を皮切りに自分自身を批難する文字で頭がいっぱいになる。 どんくさすぎ。 使えなさすぎ。 息が浅くなり、周囲の音が小さくなったように感じた。いき
朝は苦手だ。シャキッとスパッと起きられない。 なぜなら、夜遅くまでバチバチに起きているからである。ドラマや映画やYouTube何やらを観ているからである。そんなことをしていたら当たり前のように朝に起きることができない。誰でもわかる。なんて単純な解だろうか。 それに加えて毎日暑くてたまらない。人を外に出す気がない。 しかし私は人間であるため、どうしても日の下に繰り出さねばならない時がある。 朝、五分おきにかけたアラームで何とか起床。 外出予定時刻の最低一時間半前に
ドライヤーが壊れた。 買ってから約一年。早すぎる引退である。 前兆はあった。なんなら買ってから数ヶ月のタイミングで、私の「髪の毛乾かし時間」中にときどき不審な動きを見せていた。 爆音をかき鳴らしながら髪を乾かしているとき、角度によって風量がまばらになることが何度かあった。コードがねじれてしまっていないか、無理に引っ張っていないか。一度スイッチを切り、確かめる。うん、傷はついていない。ねじれもない。ざっくりと確認したが特に問題は見当たらなかった。 再度スイッチを入れ