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味噌と横糸。一見猟奇的な現場の様相には納得できる理由があったという“味噌”と、果たして自閉症の彼女の恋は成就するのかという“横糸”を提示した刑事ドラマ「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」

日曜日の夜は、特段の用事がない限り、大河ドラマ「どうする家康」の歴史の新解釈&珍解釈&役者の化けっぷりを楽しむように心掛けていますが、

明智光秀は、
ある意味
幕末の坂本龍馬の
ような死に様
でしたね。

あんたのお陰で
信長という
邪魔人が消えてまって
道筋はできたので、

後は
ポアならぬ
ペア=洋梨=用無し
ということで。

by  
KT
=木之下に居る
当基地朗々

お後がよろしいようで。

その後は、午後11時から放映される海外ドラマ枠の「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」を観るようにしています。

登場人物の設定が今風で面白いですね。

1人は、自閉症のために特殊な能力(自閉により自己対話が脳内で無限に繰り返されるために情報処理能力が飛躍的に発揮されるのでは?)が磨かれ、予想もしないような視点で事件を解決に導くヒントを提示して捜査に協力するアストリッド。

その様は、かつて、『レインマン』という米国映画で、ダスティン・ホフマンが演じた自閉症だからこその特殊能力を発揮する人物からインスパイアされて発展したものなのかもしれませんね。

一方、刑事という職業柄、様々な事件を担当をせざるを得ないラファエルという人物は、アストリッドという得難いキャラクターを見出して、難事件解決の糸口を見つけようとする。

事件は、一見猟奇的とさえ思われる現場の様相を呈しているが、実は、そのように見えたのにはそれぞれ納得できる理由があったというのが、このドラマの゙“味噌”ですね。


フランスの「フランス2(フランス・ドゥ)」(旧・アンテン2)製作のテレビドラマで、日本でも視聴者に受けて、現在はNHKでは第3シーズンの放映中ですが、本国では第4シーズンの゙真っ盛り。

メインの事件解決だけでなく、自閉症を抱えたアストリッドの恋愛事情まで語られ始めて、果たして自閉症の彼女の恋は成就するのかという“横糸”を提示してきましたね。

アストリッドの恋人が、タナカテツオという日本人のような日系人のような不思議なキャラクター(日本で受けたのでこの人物を登場させたのか、それとも不思議なキャラは日本人が適任だと思ったのか。まぁ、東洋思想キャラのメタファーなんでしょね)なのですが、これが今後のストーリーにどのように絡んでくるのかも興味深いですね。

その後、タナカテツオを演じている俳優のは、役者というよりも、シタール奏者として活動しているそうですね。

While all the live concerts are postponed or canceled, I'll be doing an online concert in April with Surbahar and Rubab :)

Posted by Kengo Saito - Music on Tuesday, March 23, 2021

ミステリアスな雰囲気が、フランス本国でも大好評のようです。

※※※

アストリッドを演じるサラ・モーテンセンのプロフィールや代表作、結婚・恋人は?『アストリッドとラファエル』主演女優

なお、ラファエルを演じている女優は、かつてフランスの個性派俳優としてカルト的な人気を、特に女子に対して博したパトリック・ドヴェール

の娘さんであるローラ・ドヴェール。

フランス好きの人たちにはオススメのドラマといえましょう。

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