愛称『ゆでめん』
日本語ロックの夜明けを告げた名盤です♪
https://www.tapthepop.net/day/65577
https://www.tapthepop.net/sommelier/88311
ところで、ジャズファンのキミたちは知らんだろうけれど、
大瀧詠一氏がはっぴいえんどの解散前に出した、ソロ活動を収録したアルバム『大瀧詠一』、通称『ファースト』には、
「朝寝坊」という、当時の当代一流ベテランジャズミュージシャンたち、
原田政長(B)、
ジミー竹内(Ds)、
佐野博美(Cla)、
福島照之(Pet)
をスタジオに集めて、軽快なポプシクルのリズムでジャジーな雰囲気の歌曲、ただし、それをロックの王様エルヴィス・プレスリーがジャズのミュージシャンたちを従えてフィンガー・ティッピングを交えて歌っているという、さらにひねったスタイルの歌曲が、一曲だけ収められています。
二十代そこそこの若僧、それもロック野郎が偉そうに、彼らベテランジャズマンたちに指示して演奏させられたので、当初は彼らもかなりムカつきながらスタジオにやって来た(ただし、ギャラは、この頃のフォークやロックのミュージシャンに比べて破格だったそうですが)ものと思われますが、演奏が進むに連れて、その実力を認めざるを得なかったものと思われます。
なお、シングル盤の『空飛ぶくじら』も、同時期に、ジャズマンたちをバックに従えて収録されましたね。
しかし、この曲で流れるクラリネットの演奏を聴くと、
「銭形平次」
は、つくづくジャジーだと思いますねぇ♪
なお、過去のゆでめん話は、コチラへ