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光る君へ 旅

(見出し写真はドラマ 光る君へ 列車)

土砂降りな可愛い青色の地面を背景になぜちゃん
これ以降雨降りすぎてなぜちゃんと一緒に撮らなかった

滋賀が好きで 気心の知れた人と 時々ゆく

石山寺へいこう!と唐突に言い出したのは
少し歳が離れている妹で
春頃 実家で東京に帰る準備を玄関でしていたら
源氏物語のイラスト付きの冊子を渡された

いつも車で通過していた大きな川横の
京阪 終点駅の周辺はどこか厳かな雰囲気と
店先には紫色の布が はためいていて
友人に ここどこ?と尋ねたことがあった

で   妹の提案に
石山寺って いつも通るあそこか〜
観光する日がくるとは...と少し気持ちを
上向きにさせて ええよ〜と返事をした

⋆̩*̣̩☂︎*̣̩⋆̩

10月

まだ半袖なのか長袖にするか迷っていた

その日は 夜行バスで早朝 京都着
だから京都待ち合わせの予定だったけど
冷たい空を見上げてこの雨はやまないと
自信をもって感じた
これから巻き起こるイライラを少しでも
沈静化しなければいけない
まずは荷物を減らすこと 固く決意をして
早朝の電車に揺られながら 一時帰宅した
帰ると祖母がいつも通りのテンションで
おっかえり〜とむかえてくれ
妹も慌ただしく そこにいた
なんだかんだバタバタと3人で朝ごはんをたべた
帰宅は正解だったようだ

☂︎*̣̩⋆̩*

妹は平安時代がだいすき!!!とのこと
平安時代にタイムスリップしてみたいとのこと
"光る君へ"を録画して観ているとのこと
(わたしはその間 "虎に翼"を録画してもらってた)

彼女が 大人になる前に家を出たので
大人になった後の時間をこんな風に共有
できていることが とてもとても嬉しい...
ずっと赤子か幼児か子供だったから
会話が出来ることがほんとうに嬉しい...
たまにシスコンって言われる そうかも


源氏物語に今まで一度も触れた事がなかった為
オーディオブックで聴くことにしたけど
4章あたりで挫折してしまった...

この日はすごく土砂降り*☂︎*̣̩⋆̩
わたしたち 姉妹揃って雨人間
2人でどこかへゆくときはいつも天候が不安定

午前10時頃 ようこそとむかえてくれる紫式部
どしゃぶりで周囲は暗い

大河の影響でたくさん企画もやっていたけど
きっと雨のせいで人はまばらだった
特別切符を購入した観光案内所の方が
とても気の毒そうな顔で
お金はかかるけど そんなにかからないから
雨だからこのルートがいいかもと
バスの乗り継ぎなどを教えてくれたのが
ありがたかった

⋆̩*̣̩☂︎*̣̩⋆̩

1日目は石山寺〜三井寺へ行くことにした。
大津市歴史博物館へは2日目になった。

雨に触れる木々の 雨音を聞くのは
とても心地よかった
石山寺は 紫式部がびわ湖に映る月を見ながら
源氏物語の構想を巡らせた場所とのこと
妹が解説してくれる
彼女は 御朱印帳を書いてもらう
それを眺めるのが好きとのこと
(寺用と神社用ふたつ所持している)
たくさん 書いてもらっていた
お賽銭のために5円玉をもりっもりに膨れ上がった小銭入れを準備していた
(わたしは...)

木々を背景に石山寺と描かれた提灯
濡れた木々の風景がすき
力強い筆 石山寺で書いてもらった御朱印
石山寺頂上(?)付近の景色  
雨天時ならではの景色も綺麗
疲れ果ててはいったご飯屋さんの手作りの
和菓子|笹にくるまれている

午後からは三井寺へゆく

四国からお参りにきたマイクロバスから
ぽつぽつ人が降りてくる
待っていたお寺の方が
「おつかれさまでした 黙されたとおもてこの飴なめてください」と飴を配る声を通りがかりに
聞いてしまった
聞いてた?とひそひそと話しながら  
どんな味なのか気になる



同居していた数年前に亡くなったわたしたちの
祖母は信心深いひとだった
|これ おばあちゃんの推し仏さんやん|
とか
|この寺 夜に念仏してたあれに登場する寺やん |
という事をずっと話していた
記憶の念仏の音色を探るためハミングしながら
歩いた(ほとんど誰もいないため)
同じ屋根で育った者同士だからこその会話

いつも向かい側にしかこない光る君へ列車

京阪はオリジナルプリントを施された列車が
沢山通っていた
妹がどうしても光る君へ列車に乗りたいのに
なぜか 響けユーフォニアムばかりがくる
このアニメが好きだった 先日 京都で喧嘩した
友人を嫌でも思い出してしまう
2日目の最後に乗車時に 今度こそは!と期待とワクワクで待っていたら (妹が)
紫色の「紫式部の列車」でかなり惜しかった...

泊まったホテルのディスプレイ写真①
彫刻や陶器や絵が飾られている


泊まったホテルのディスプレイ写真②
貝殻の置物

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