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140字小説【宇宙一品ラーメン】

「いつか世界一……いや、宇宙一のラーメン屋になってみせる!」

 そう豪語した彼はその後、ラーメンの修行と並行して宇宙飛行士になるための勉強をし、やがてついに自身の一号店を月面にオープンさせ、名実ともに宇宙で唯一のラーメン屋となった。

 ちなみに客は未だ誰一人として訪れていないという。