ナゾリプレゼンツ140字リレー小説・第16&17話【スプーンはすくうもの】
↓前回の《スズムラ》様によるエピソード↓
女子高生とぶつかって、そのまま恋愛……などというベタな展開にはならず、怪しい人形はまさかのスプーンになって返ってきました。
さて、このスプーンに全てをすくってもらいましょう。
↓以下、第16話です。↓
かくして俺の手元には、なぜか一本のスプーンが握られた。
最近の若者はこれが等価交換だと思っているのだろうか? まぁそれはさておき。
これはきっと、早く帰って妻のカレーを食えというインドの神からのメッセージなのかもしれない――
「ほら、振り回したりするから!」
「うぇぇええんっ!!」
↓続けて第17話も!↓
爺さん、女子高生に続き、今度は泣いてる子どもときたか。
小さな手には食べかけのアイス。足元には木のスプーン。俺なら気にせず拾ってるが……
……カレーは腐っても、俺はそこまで腐ってねぇよ。
「……くれるの?」
「いいさ、これくらい。でもな? 匙は投げるものじゃない、《すくうもの》だ」
今回も何やかんや2話続けてかいちゃいました(笑)ご参加くださる皆さんは、無理して2話連続で書く必要ないですからね?
さて、残すところあと8話! さすがにもう立ちはだかる壁はない……はず? この続きは《森尾歩》様、お願いします!
↓以下、本企画の詳細です。↓