140字小説【実話︰日常からの脱出】
年末年始の暇つぶしにスマホアプリで《脱出ゲーム》にハマってからというもの、目に見える日常風景の全てが脱出の要素に思えて仕方ない。
例えばコンロの「弱火・中火・強火」とか、冷蔵庫の中身の配列とか……
これを支障と捉えるならば、私が脱出すべきは「ゲームのやりすぎ」なのかもしれない。
年末年始の暇つぶしにスマホアプリで《脱出ゲーム》にハマってからというもの、目に見える日常風景の全てが脱出の要素に思えて仕方ない。
例えばコンロの「弱火・中火・強火」とか、冷蔵庫の中身の配列とか……
これを支障と捉えるならば、私が脱出すべきは「ゲームのやりすぎ」なのかもしれない。