140字小説【ヤキが足りない】
俺は一度、沈むところまで沈んだ。あとはもう這い上がるだけだ。
しかしまだその時ではない。日の目を見るには、俺はあまりにも半端者すぎる。
そんな俺に足りてないのは根性だってわかってる。だからこそ俺は、この体にヤキを入れなきゃならない。
全ては、一人前のトーストになるために……!!
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俺は一度、沈むところまで沈んだ。あとはもう這い上がるだけだ。
しかしまだその時ではない。日の目を見るには、俺はあまりにも半端者すぎる。
そんな俺に足りてないのは根性だってわかってる。だからこそ俺は、この体にヤキを入れなきゃならない。
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