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善の神が悪の顔でやってくることもある。悪の神が善の顔でやってくることもある。神示を読めば見分けられるように解いておろう。

*本記事は『よひとやむみな』(2021年・ナチュラルスピリット社)本文より一部を抜粋して掲載したものです。読みやすさを優先し、文章の割愛、レイアウトの調整、独自のルビや注釈を施していることをご了承ください。


風の巻「同じ名の神に二柱」より


同じ名の神に二柱ふたはしらある。
善と悪じゃ。
この見分け中々であろう。


神の中に、そなたたちが善と思う力と悪と思う力がある。
それでも一柱ひとはしらの神。
善の神が、悪の顔でやってくることもある。
悪の神が、善の顔でやってくることもある。
そなたの考えで勘違いしてはならん。


見分けよ。
神示しんじを読めば、見分けられるように解いておろう。
善と悪と間違えるなと、くどく伝えてあろうがな。


善と悪を見分ける目、
これが岩戸を開くひとつの鍵。
名は同じでも裏表うらおもて


裏の力、表の力があるのぞ。
裏表うらおもてと思うな。
それはひとつじゃ。


頭と尻は違うのだぞ。
違っても一体じゃ。
役目が違うのじゃ。



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