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神には良い顔を見せるが、人にはしかめ面ではないか。人を粗末に扱ってはならん。人はすべて神の子じゃ。
*本記事は『よひとやむみな』(2021年・ナチュラルスピリット社)本文より一部を抜粋して掲載したものです。読みやすさを優先し、文章の割愛、レイアウトの調整、独自のルビや注釈を施していることをご了承ください。
雨の巻「智」より
神の智は真理。
学の智は真理の探究。
もともとは、神の智と学の智は紙一重であった。
されど、時代が進むうちに、
人間の我が出てきて勝手な解釈をし、勝手なことを申し、
勝手な行をしているうちに、天地の差となった。
元の神の薬のやり方は、
悪の神の毒のやり方に変わってしまったのだぞ。
薬は人間には善だと思われておるが、
善だと思っているやり方は、悪のやり方ぞ。
少しは良いが過ぎると毒ぞ、中毒ぞ。
神の御用は人の御用、人の御用は神の御用。
今の人間は、神の御用と人の御用を分けておる。
神に手を合わせながら、
それが済むとさっさと我よしに走っておる。
神には良い顔を見せるが、人にはしかめ面ではないか。
人を粗末に扱ってはならん。
人はすべて神の子じゃ。
わたくしの子たちじゃ。
見苦しき者には、これからは御用致させん。
よくよく申し付けておくぞ。
何事も順正しくやってくだされよ。
神は順であるぞ。
順の通りに行わねば、結果は変わってしまうぞ。
順が乱れた所には、神のはたらきは現われん。
何もしないでいて、良いことばかり待っておると物事後戻りじゃ。
神の道には後戻りはない。
心得なされよ。
はじめの火、志が消えておるぞ。
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