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道を広める者から掃除せよ。初めの行(ぎょう)を申し付けるぞ。

*本記事は『よひとやむみな』(2021年・ナチュラルスピリット社)本文より一部を抜粋して掲載したものです。読みやすさを優先し、文章の割愛、レイアウトの調整、独自のルビや注釈を施していることをご了承ください。


雨の巻「初めの行」より


人は表面を洗えばきれいになるが、
はらの中まではなかなか掃除できん。
道を広める者から早く掃除せよ。
初めのぎょうを申し付けるぞ。


眼が覚めたら、起き上がれよ。
起きたら、その日の命をいただいたのだと感謝せよ。
神の神に感謝せよ、神に感謝せよ。
地球にあるすべてのものに感謝せよ。


感謝をもって仕事せよ。
仕事は喜び事。
持ち切れぬ程の仕事を与えられるようになる。
仕事は命。
仕事に喜んで仕えよ。
を出すと、曇りができる。
曇ると仕事の目的が分からんようになるぞ。


顔を洗ったら、水に感謝せよ。
感謝の念を水に与えよ。
腹減ったら食せ。
二分にぶは神の神に、そなたは腹八分はらはちぶぞ。
噛みながら神の気を入れよ。
八分であるから、神の気が入る。
感謝の気を入れよ。


すべていただいたものと思い、
食い物を大切にせよ。
神とともに食せ。
すべての人間が食べるだけは与えてある。
むさぼるから足りなくなる。
腹が減らんのに食べてはならんぞ。
一日一食からやり直せ。
ほんの暫らくでよいぞ。


家の中はきちんとしておけ。
帰除しながら、心も磨き整えておると思え。
神の道は無理がない。
無理なく楽しく楽に暮らせる。
どんな時、どんな所でも楽に暮らせる。
身近なところから始めよ。
それが初めの行ぞ。


神のわざが出て来ねば分からんようでは、神力しんりょくは無い。
軽きやからじゃ。
神の申すことがまことだと思いながらもぎょうが出来んのは、
守護神が、未だ悪神あくがみの息から離れておらん証拠じゃ。
悪神あくがみが、身魂みたま磨きを先延ばしにさせておるのぞ。
それにあやつられてはならん。


悪神あくがみ如何様いかようにでも変化へんげするから、
悪におもちゃにされているそなたたちが可哀想かわいそうじゃ。
目を覚ませ。
初めのぎょうをせよ。



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