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『九十九神示』全文掲載 【峠の巻】⑦

2024年5月出版『九十九神示つくもしんじ』の全文を各章ごとに掲載しています。


今回は、「とうげの巻」⑦を掲載します。





親のこと、子のこと、夫婦のこと、悩む人民多くあるなれど、まずはおのれ身魂みたま磨くことが先決せんけつであるぞ。
子が小さければ、何も言わんでもそなたの生き方見て子はまこと学ぶぞ。
親と疎遠そえんになったとて、子が大きなりて聞く耳持たぬとて、家系の因縁いんねん御魂みたまで分け合っておるのじゃ。
れいの世界では皆々繋がっておると申しておろう。
親は過去の自分でもあり、子は未来の自分でもあるぞ。
そなたが身魂みたま磨き、まことに目覚めれば、そのは自ずとそれぞれの御魂みたまに影響して参るのぞ。
無理に変えようと思うなよ。
人の変化に執着せず、まずはそなたが天国映し、天国を生き始めることじゃ。
家族であれ他人であれ、天国生きるそなたにかれ、共感する者だけが同じ未来を行く者ぞ。
変わる者は変わる、変わらぬ者は時来るまで変わらん。
いかなる世でも、おのれの意志で変わろうと思う者のみが進化の道を行く者じゃ。
一厘いちりんのお仕組み動けば目覚める者は目覚めるから、大き心でおってくだされよ。


夫婦も親子もバラバラになるぞ。友も兄弟も散り散りぞ。
此度こたびの大き分かれ道にありて、身魂みたま相応に人間関係も元から立て直すのじゃから、この世のじょう未練みれんでいつまでもうしがみ引かれてくださるなよ。
夫婦、家族と申せど、肉体ばかりで添い遂げることがまことではないぞ。
身魂みたまで添い遂げられん夫婦、家族はこれにてお別れぞ。それで良いのぞ。
時の神様拝めと申して来たのはそのことじゃ。
身魂みたまで和合出来ぬ者、形ばかりで共におっても仇花あだばなぞ。
ますます苦しくなるだけぞ。
それぞれのを見極め、ここできっぱりたもと分かたねば共倒ともだおれとなること、どうかおわかりくだされよ。
それぞれがそれぞれに相応ふさわしい場所に落ち着くのじゃから、一人一人の道を邪魔してはならんのぞ。


そなたはそなたの道を行けよ。
天国行けるものが、じょうで地獄にとどまることならん。
無理に別れることではないぞ。
まずはそなたの行く道、決心しなされ。
私は御魂みたまの進化成長の道を行きますと神に伝え、それぞれの良き道をお計らいくださいと守護霊様共々にお願いしなされ。
あとは愛情絶やさず互いの幸せを祈りおれば、自ずと道が見えて参るぞ。
そなたらにはなかなかに難儀なんぎなことであるなれど、この時節じせつにとりて最も大事なことであるから、くれぐれも取り違えなきよう気付けておくぞ。


いよいよ世が動きますぞ。
何が起きても動じん心、すでにミロクの世にあるぞ。
同じこと二度あると再三さいさん申して来たぞ。
神の国一度負けてまた勝ち、また負けて勝つのじゃと申して来たこと、何もかも三分さんぶになると申して来たこと、何もかも一旦いったん天地てんちへお引き上げと申して来たこと、いよいよでありますぞ。
三分さんぶ難しいと申してあろう。今のままでは二分にぶじゃと申したぞ。
多くの人民帰られるのは、神が致すのではないぞ。
天地てんちの神々様の息吹いぶき借りて、皆々おのれ因縁いんねん因果いんが、借金払いのために計画して参ったことであるぞ。
髪の毛一本の狂いもない、一人一人の御魂みたま因果いんがの上に起こることであるのじゃ。
誰のせいにも出来ん、皆々うれしうれしの仕上げの大仕組おおしくみであるから、うれしうれしとなれるよう、まことの神にまつろうてくだされよ。
御魂みたまの引き上げ、いよいよ始まっておることわかるであろうに。
大峠おおとうげまたぎて生まれ来る者たち、皆々たか御魂みたまばかりであるぞ。
掃除洗濯の御役目おやくめ御魂みたま帰られ、一から神代かみよつくりなさる立直しの御魂みたまで溢れることとなるから、大人方おとながた、皆々びっくりとなりますぞ。


死ぬこと悪でないぞ。恐いことでもないぞ。
死ぬこと悪と見れば、苦しみと見れば、これからますます苦しくなりますぞ。
悪の陰謀いんぼう、神と働き合うものもあると申しておろう。
人民には見当取れんと申しておろう。
まつり、悪まつり、皆々いだき参らせて神人かみびととなるのであるぞ。
皆々いだき参らせる者に、神世かみよは来るのであるぞ。
天災待つは悪の心ぞ。大難だいなん小難しょうなんにと、日々お祈りくだされよ。
やまとの民の祈り、かなめとなりますぞ。
じゃと申して、ここからの人民の祈りで変えられるものと変えられんものあること、おわかりくだされよ。
起こるべきことは起こるのであるから、一喜一憂なさるなよ。
肉体の無事ばかり祈るでないぞ。
お帰りなさる御魂みたまはお帰りなさるのであるから、人々の御霊みたまの平穏、祈りてくだされ。
小難しょうなん祈ると共に、人々の御霊みたまが死んでも生きても迷わぬよう、一切有情いっさいうじょう大願成就たいがんじょうじゅりてくだされよ。


いよいよの終わりと始まりぞ。
そなたらが人間心にんげんごころで思うより、ずっとずっと大きお仕組みであるのじゃから、人にわらわれても、阿呆あほうじゃ気違きちがいじゃと言われても、この神示ふで信じ、神の手足となってくだされよ。
まこと阿呆あほう大神おおがみ様の御子みこでありますぞ。
ただの阿呆あほうになってくださるなよ。
三千世界最後の大峠おおとうげ、神の手足となった者は、その手柄てがら百倍万倍にしてお返し致すと申して来たことまことであるから、神頼みまするぞ。
恐れるでないぞ。あわてるでないぞ。
危急ききゅう時勢じせいとなりても、世の元からの神々様が総出そうでとなりて働いておるゆえ、心配致すでないぞ。
皆々肚据はらすえて、うれしうれしで歩んでくだされ。
このほう、いつ何時なんどきもそなたと共にあるぞ。
神といき合わされよ。神と共に越えるのぞ。



『九十九神示』は以下ページにて販売中です。
(*書籍版はnote 掲載版より細かにルビを振っており、紙サイズ、文字サイズ共に大きく読みやすくなっています)
https://nayutabooks.base.shop/items/85482695

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