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『九十九神示』全文掲載 【人の巻】②

2024年5月出版『九十九神示つくもしんじ』の全文を各章ごとに掲載しています。


今回は、「人の巻」後編を掲載します。





さても、ここがそなたの人生の岐路となる。
そもそもの人生の目的、そもそものたましいの目的をじっくりと見つめ直す時じゃ。
何もかもが変わるぞ。もはや昨日までのようには行かん。
卒業証書を受け取るため、ここからいかように生きて行くか、おのれを問い正す日々が始まるぞ。


金や生活、仕事のためにせねばならんと思うておる事、家族や子供のためにせねばならんと思うておる事、心身向上のためにせねばならんと思うておる事、何とはなしの習慣や癖、日々それらにかまけておるうちに、大事なたましいの目的がなおざりになっておらんか。
忙しい忙しいと慌ただしく毎日を終え、目の前のことや将来への不安ばかりに気を取られ、卒業式のこと、卒業証書のことが二の次、三の次になってはおらんか。


いよいよ時が来ておるぞ。
えりを正せよ。無駄話は終わりじゃ。
このふみたましいで読み、深く深く受け止めなされ。
何度も何度も読み返し、血肉ちにくとしてくだされ。
抵抗、反発、苛立ち、疑い、あざけり、劣等感を感じたら、それはそなたのたましいの目的を覆い隠さんとする自我エゴの感情ぞ。それがそなたの借金じゃ。
の感情を手放し、たましい聞いてくだされ。
赤子あかごのごとき心となりて、親の申すこと素直に聞き入れなされ。
さすれば言葉の一つ一つが入って来るぞ。
胸に響くぞ。身魂みたまに染み渡り、心勇むぞ。
それが自我エゴではなく、たましいで聞いておる証拠じゃ。


人は神の御子みこ
神がそのたましいを肉体にとどめ、「霊止ひと」として学び、大宇宙の働きに関わる御用ごようをしておる存在のことじゃ。
数多あまた生命せいめい咲きこぼれるこの地球において、何故なにゆえ人として生まれ、何故なにゆえ人として生き、神の御子みことして何を思い、何を為すべきであるか、各々おのおのが問われる最後の時が来たぞ。
そこから逃げれば進化はないぞ。
全身全霊でおのれと向き合い、神に対峙する者だけが、まことの喜び、まことの幸せを掴むことになろう。



『九十九神示』は以下ページにて販売中です。
(*書籍版はnote 掲載版より細かにルビを振っており、紙サイズ、文字サイズ共に大きく読みやすくなっています)
https://nayutabooks.base.shop/items/85482695

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