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町田そのこ『ぎょらん』を読んで

どこかの誰かがおすすめしていてとっても泣けたというので
読んでみることにしました。
元々町田そのこさんの作品はとても優しくて好きです。

その本は自分の普段読まないジャンルのものだったけれど生と死についてすごく考えさせられたものでした。
文庫で読んだのですが、最後のオリジナル短編も総じてよかったです。

まず、エンディングノートを書いてみようと思いました。終活について考えるのは大事だなと感じました。もっと年老いてから考えるものかもしれないけど人の命はとても尊いものでそれがいつ消えてしまうかわからないなってそんな時のためにいつ始めてもおかしくないよなって思いました。ということで今年中に終活スタートしようと思います。

あと、葬儀屋という仕事の良さを感じることができました。
実はわたし、就活の時に葬儀屋を受けたことがありました。
というのも結婚式もお葬式もやっているようなところで入ったら配属先は葬儀の方になると思いますよみたいな説明を受けました。その会社には受かりました。
でも人生最大のイベントと言われる結婚式に配属になりたいのに正反対の葬儀をやるなんて、、なんてことを思っていました。そんな理由で入社はお断りしました。
マイナスなイメージがありあまりやりたいなとは思わなかった葬儀屋の仕事だったけれどこの本を読んで自分は死と言うものに正面から向き合うことが怖いのだろうなと思いました。葬儀屋の方は死と遺族の方と向き合い最後のお手伝いをする。なんて重要で大切な仕事なんだ、、、
今までやりたいと思わなかった葬儀屋の仕事がとても素敵でとても興味を持ちました。

いろんな死があり残された方にもいろんな思いがある。
後悔のないようにできることはなんだろう。
大切な人は大切にしないとね。

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