松井玲奈『累々』を読んで
もともとSKE48時代からすきだったこと。
デビュー作『カモフラージュ』が良かったこと。
表紙がかわいいこと。
好きなYouTube「ほんタメ」が紹介してたこと。
以上の理由でずっと読みたかった本。文庫化になってついに読めました。
すぐ読めて満足感のある一冊でした。
5つの短編が最後一気に繋がって気持ちよかった。
人は多面的で、でもどれも自分で、それでいんだなって。
どの自分が本当の自分なのかは自分もよくわからないけどそんな自分でいんだよなって。
小夜が最後幸せになったかどうかはわからない。どちらとも取れる。
私は幸せになったわけではないと感じた。
人間のリアルが書かれてて良かった。
やっぱりこの人の本は読みたい。もっと読みたい。
パパ活の話のカオリちゃんの描写がリアルで好きでした。カラコンが動く描写とか。
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