例えば、胎児記憶よりも遥かに前に見た深いトンネル 例えば、星屑を纏いながら浮遊する小さな少女の、くっきりと生えていた背中の羽 しんじられる....? 鋭敏すぎる神経と、やわなこころ 音とならない波動までもが 私の血管を伝い脊髄に侵略してくる 中枢をアイのようなものでどうか満たしてください 窓のない教室に蔓延る偽りのレクイエム 研ぎ澄まされる潜在的な意識を 不規則なメロディーで遮断する 瞼の裏の光、目を閉じる ワタシヲミツケテ... 片目しか光らない猫がこちらを見てい
20代の私へ もう少しで私のティーンエイジは終わる。 そんな少しの間だけど、10代にしか出来ない事をしたい、10代だからこそ見えた視点をいつまでたっても、どうか思い出せるように、 これを20代の私が見返した時に、綺麗な思い出になったらな〜って、時に救わたらいいな、なんて、とっておきのナルシシズムをここに記そうと。 14) 恋、見飽きた天井の模様、意味もな
オートチューンから始まった金曜日の夜。 大きすぎるベースの音に身体が震えて、まだ慣れないライブハウスと大好きなage factoryに、少し背伸びをして、髪を巻き直してから会いに来て良かったなと思った。 右側の前の方、靡く髪の毛先から弾ける汗がハッキリ見える距離。目頭がずっと熱くって、握り拳を精一杯高くあげ続けた。その汗1粒1粒に情熱と哀愁がぎっしりと詰まっているようで、只管気持ちが良かった。 「教えてくれたのは君さ」 流れる歌詞に沿って、私のかつての思い出も流れ行く