40代ワーママ正社員退職㉑退職1か月の変化
2023年3月31日で18年間務めた会社を退職しました。1か月の変化について大きく2つ紹介します。
過去の記事はこちらをご覧ください。
こころに余裕ができた
自分を解放できた
時間やスケジュール、今日やることを自分で決められるということが、余裕につながりました。
会いたい人に会える。
やりたいことができる。
頼まれごとにすぐ対応できる。
これまで「しなければならない」「あきらめなければならない」と自分を縛ってきた思い込みから自分を解放することができました。
わたしは学歴が高いことがコンプレックスでしたが、根源は「会社」という組織だったことがわかりました。
会社を離れてみたら、京都大学卒業なんてどうでもよい。だって、実際は求職中の中年女性じゃないですか(笑)。京都大学にはたくさん面白い体験をさせてもらったし、今でもこんな本を読んで爆笑できるのは、あの大学を卒業したからなんだろうなあと、思えました。
家族への態度が軟化
こころの余裕は、家族への態度にも現れました。これまで「カチン」と感じた夫の言葉も自慢も「さら~っ」と流せるようになりましたし、自分の主張も言えるようになりました。
子どもたちが、わたしの外出にぎゃーぎゃー言っても「お母さんは行きたいから行く。ついてくる?」と言えました。
旅行先で、疲れていたら「お母さんは疲れているから、パパといっしょに行っておいで。ここで待っているよ」と素直に言えました。
考え方や世界の違い
noteには、自分と考え方が違う記事もあります。そんな記事を見ても、「ふーん、こういう考えなんだ」と自分との距離をうまく計れるようになりました。
「正社員、二児のワーママ、時短、管理職やってます!!!」という記事。求職者の今のわたしの立場から、一見、真逆の立場のかたに思えますが、意外に面白いと思えるのです。
「へー!こんな風に思ってるんだあ」「うんうん、ここは共感できる」「義父母にお迎え全部お願いしてるなんて、中国みたい。なるほどねえ」なんて思いながら読んでいました。
会社に勤めているときは読んで悲しくなったり、むなしくなったりしたけど、何もかも振り切れた今なら、まっさらな心で受け止められました。
以前、派遣会社に登録したとき、「これというキャリアがないのでなかなか見つけにくい」と言われて凹みました。たしかにこれというキャリアはないのは変わっていない。でも「自分の今後のキャリアにプラスになる派遣を見てみよう」と決め、派遣会社にも登録しました。
非正規でもいい。キャリアを積もう、と自分の道を自分で決められました。
お金に細かくなった
会社を辞めると定期収入がなくなります。わかりきっていたことだけど、こんな変化がありました。
社会保険と税金に詳しくなる
健康保険や年金、税金の金額や制度に詳しくなりました。どうせ支払うなら1円でも安い方がいいので、どの保険に加入するのがいいのか、どの支払い方が一番お得になるのか考えました。また、1年間、どれだけ支払うか見える化し、60歳までにどれだけ貯金があればいいのか、計算しました。
会社と違いますので、人事部も総務部もなく、だれも教えてくれません。ひとつひとつ自分でインターネットを確認し、必要なら電話で問い合わせました。
被服費を削る
わたしは、ファッションが趣味です。別に美人でもないし、スタイルもよくないからこそ、少しでも自分をよく見せたいのです。
昔はたくさん服を持っているのに着る服がないと悩んでいました。1回でも太って見えると思った服は二度と着ませんでした。カラー&骨格カウンセリングを受けてから、服で失敗することはなくなりましたが、似合う服がわかるため、結局は少しずつ服が増えました(笑)
新しいシーズンになると、今回はどんな服を着ようかとワクワクし、ネットでチェックし、ショップに行って試着して、買うという流れが定着していました。
たとえばプラステのパンツ。いつも新作が出るので楽しみにしていました。
ナチュラルベーシックのブラウス、スカート、ワンピース。ファッションカウンセラーにもおすすめされたブランドです。
今シーズンも、ネットをくまなくチェックし、ブラウス、スカート、ワンピースを買おうと店に向かいました。ワンピースは普段使いと、よそいきのもの2着。ブラウスは色違い、タイプ違いの2着。すべて試着して似合うことを確認し、レジに行こうと試着室から出ようとしたとき、ふと我に返りました。
コレ、何時間分のレッスン代と同じだろう…
悩みましたが、ワンピースは1着、しかもバーゲン価格のほうにし、ブラウスも1着だけにしました。
結局買うんかーい(笑)というツッコミもありますが、わたしは好きな服を着るとモチベーションが上がるのです。人生の楽しみは失えない。少しずつ少しずつ、控えめににしていきます(笑)
体型が崩れた
はい、身もふたもないですね。社会人として、少なくとも週1回通勤していて、周囲の目もあるので、それなりに体型は保っていたつもりでした。
しかし、
「締まりがなくなった」
とでもいうのでしょうか。
おなかはぷにぷに、なのにふくらはぎはカチコチ。そして、腰痛。
働いていたときの服はまだ入りますが、そろそろ食べる量を引き締めないといけない、と悟りました。
夫と子どもたちには、「まだまだ大丈夫」と言われているのがせめての救いです。
まとめ
これらが1カ月で感じた変化です。
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過去の記事はこちらをご覧ください(冗長かつ長文ですがお許しください)