
人は一人で生きていけない。組織所属のありがたさ
3月末に大手企業を退職し、今はフリーランスで業務委託中心に働いています。今のところ、落ち着いた気持ちで、なんとかやっていけています。そんな近況をつづります。
過去の記事はこちらからどうぞ。
業務委託先のミーティングの出席
「業務委託でも、オフィスに出勤してよい」ということで、先日、大都会のオフィスに行ってきました。久しぶりのオフィス街にドキドキ。最寄り駅で降りたところ、地元ではほぼ見かけない外国人観光客がたくさんいました。猛暑日で、マスクを外しているひとも多く、これまでずっと外出と言えばマスク姿だったわたしもマスクを手首にかけ、オフィスに向かいました。
13時からの会議に出席すべく、30分前には業務委託先オフィスに着き、そっとドアをノックしました。「えいこりあんです!」とあいさつ。みなさんにこやかに迎えてくださいました。
ピカピカのおしゃれなオフィス。BGMにボサノバがかかっていて、あちこちにおやつが置いてあり、コーヒーのいい匂いがしました。
案内された席に座り、自分のノートパソコンを立ち上げ、WiFiをつないで仕事を開始しました。
しばらくすると、「社長」と「グループリーダー」「チームリーダー」がランチから帰ってきました。
わたしを見て、「あっ!!!」と驚く声。それもそのはず。わたしはそれまでフルリモートでしたし、Slackのアイコンもイラストだからです。
「いつもオンラインでお話ししているえいこりあんです。よろしくお願いいたします」とごあいさつしました。
社長自ら、「コーヒー飲んでいいですよ」「おやつ食べていいですよ」とニコニコ話しかけてくださいました。
会議では必死にメモを取り、頭に叩き込みました。そして、少し雑務を片付け、オフィスを後にしました。電車が遅延し、満員電車に揺られて帰りましたが、何とも言えない疲れに対して懐かしさがこみ上げてきました。ちょっとした爽快感もありました。
市民大学選考委員に合格する
6月13日のnote記事でこんなことを書きました。
市民大学運営委員1次選考
市役所から電話があった日に、市の「生涯学習センター」から封書が届きました。やばい、もしかして借りた本を返してなかったか…!?とヒヤヒヤしながら開いてみたら、
「市民大学運営委員一次選考のお知らせ(結果)」でした。
一次選考に通ったので、二次選考(面接)に来てください、ということでした。
二次面接は、本当に「面接」でした。
「入室する前に、軽くノック」「その後、机に荷物を置いて、名前を言う」「進行役が合図をしたら、着席」
「おおおー入社面接みたい!楽しもう♪」と思いました。
予定では15分の面接時間でしたが、10分で終了。面接官のかたも「えっと…一応、これも聞いておこうかな」なんて時間を持て余している様子でした。
お決まりの「何か最後に質問はありますか?」との締め。
「市民大学選考委員の合否はいつごろお返事をいただけますか?活動できることになったらいつからでしょうか?」と前向きな質問をしました。
その後、封書で「合格」の返信がありました!2年間、生涯学習への参画を楽しんできます★
有識者会議に出席する
市民公募委員として、有識者会議に出席してきました。最初は重苦しく、堅苦しーい雰囲気で始まりました。
しかし、議論が始まると面白い!ワークショップ形式でどんどん意見が出ます。いろいろな立場からの意見は聞くだけで勉強になります。わたしが一市民としての意見を出したところ、大学教授から質問を受ける一場面も。
あっというまの2時間でした。
次の会議が楽しみです🎵
感じること
わたしは弱い人間です。「フリーランスいえーい!会社員より自由でいいよ」「うふふ、一人社長」なんて気持ちにはなりません。「高額セミナーでバンバン稼いでいます!」ということもありません。
細々と、業務委託で翻訳チェックをし、リマインダメールを送り、中国語発音講師をしています。すべて掛け合わせて、収入を得て生きています。
今、感じることは、「何かの組織に属し、役割を果たす」ということが、生活にハリを与えるということ。そして、少しでも定期収入があることが、人生のよりどころになっているということです。
今も、この先も、わたしはキラキラ社長にはなれない存在なんだと思います。でも、自分のできることをできるところで活かす、どなたかのお役に立てる、そんな生き方が続けられたらな、と願います。
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