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不登校4か月目、スクールカウンセラーに会ってみた

9月からオルタナティブスクールでの生活を本格スタートさせた小2次男。
学校行かなくなってけっこう早い時期から学校から勧められていたスクールカウンセラーとの面談を、やっとこさしてきました。

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スクールカウンセラーは売れっ子で予約とれない


週に1日しか来校していない、スクールカウンセラーの先生。
しかも聞くところによると、予約は午後2時スタートまでの枠。
ってことは、1日4組くらいが相談MAXですかね…
相談以外に子どもたちと過ごす時間などもあるでしょうから、
枠がすぐに埋まるのは納得です。

我が家も予約が取れなくて、困り事発生から4か月経過。
正直、もう今は、生活落ち着いて、前を向いて進み始めているというか、むしろエネルギー満タンで爆速中。

「今更…?」
という思いもありつつ、有給をとってカウンセラーさんに会いにいきました。


親だけの相談も、意味はあるなと思った

次男はスクールに行きたいので、カウンセラーさんに会いに早退してくるのは嫌だ、と不参加。
これまた、「わたしだけ会ってなんかなるんか?」とも思いました。
でもまぁ、予約の取れないレアキャラにお目にかかれるってことで、学校のカウンセリングルームを訪問。

そもそも場所がわからないので、前日に電話をくれた担任の先生に「どの階段から上がってどっちですか?」と詳しく聞いておきました。
それでも、迷った…笑

カウンセリングルームとか、面談室とか相談室っていう名前じゃないんですよね。
かわいい名前がついてました。 

「ほよよ」と思って廊下でキョロキョロとしてるところに、ちょうど知ってる先生が通りかかり、教えてくれました。

相談時間や守秘義務の確認などなく、日常会話的に始まる相談。
何分話せるんだろ?今日のゴールはどこなんだろ?と思いながら、カウンセラーさんのリードのまま、しゃべる。

●これまでの経緯
●いまの子どもの様子、小さい頃からの様子
●今後について親の意向
●カウンセラーからの助言
●次回予約

という流れでした。

わたし自身は、カウンセリングやコーチングを受けるのが大好きなので、楽しみました。
人に話すって、大事です。
特に悩んでるとか困っている状態じゃなくても、話していくと自然と考えが整理されて、次の一歩が見えて来る。


結局のところ、子どものことをみてもらわないと、進まない

で、初回の相談なので、お互いによろしくね、的な関係構築と今後の方向性確認で話は終わりました。

我が家は明確に「学校に戻すことをゴールとは思っていない」し、「次男がいちばんのびのび過ごせる環境をベストな場所とする」ということは決めているので、そのことをしっかり伝えました。

カウンセラーさんから伝えられたスタンスは、「次男くんはこの学校の子としてサポートし続ける」ということと「状況に応じて必要な支援ができるように見立てをつけておきたいから、連れて来てほしい。そしてできるなら発達検査を受けといてほしい」ということでした。

発達検査は私もそのうち受けとくかな、とは思っていたので、どうやってどこにお願いすればいいのかをおききしてメモっておきました。
また受ける時がきたら、「受けとくかな」と思う経緯なども書きたいと思います。
いまはまだ、「そのうち」という気分です。
これまた予約がなかなか取れなそうなので、先に予約だけでもとっておいた方がいいのかもしれません。

子どもをみないことには、何がしてあげられるかわからない、という率直なカウンセラーさんの物言いは、私は非常に納得しました。
私側からの話だと、どういう子どもなのか、何に困ってるのか、どういうサポートが適切なのかがわからないのは、当然です。
次回のときには、連れて行けるように調整しようと思っています。

学校に戻るのがゴールじゃないのに、なぜカウンセラーとつながっておくのか

今の私の見方だと、次男にとって「いま」のベストは明らかに通い始めたオルタナティブスクールです。
少人数で気の合う仲間がいて、毎日新しい学びに溢れていて、教科書通りじゃないけど非常に刺激的で豊かに知識と体験をさせてもらえるから。

だけど、子どもは日々変わっていきます。
先月全く興味を示さなかったことに、今日は惹きつけられたり、先週できなかったことが今日はできるようになったり、昨日やらかしたことを今日はうまくクリアできたりする。
もちろんその逆もあります。
そういう変化に対応して、次男の成長に合った場所や人との出会いをコーディネートしていくことが親のできる唯一のことだと思っています。

そうすると、これから次男がもしかして小学校でみんなと運動会出たいな、とか、学校の勉強もちょっとやってみたいな、とか思った時に、学校との繋がりが切れてしまっていると、再度繋げるのには多大な労力がかかると思うのです。

なので、めんどくさがりかつ、ゆるくふわっとしておくのが安心と感じる私は、ベストな場がある今ですが、小学校にも次男のカケラを置いておきたい心境なのです。

図書室登校をしてるのも、そのためだし、スクールカウンセラーさんと次男を繋いでおきたいのも、そのためです。

いろんなフックを用意しておけば、かけたい時にかけたい場所にぶら下げられるじゃないですか。
ということです。

本能的にそういう風に考えていたのですが、カウンセラーさんにその話をしたところ、「今は安心安全な場が見つかってそこでだから、力が出せているようです。でもこれから発達の過程で、自分の力を試したくなったり、多くの人たちの中に入りたくなったりする時も来ます。その時に、学校がそのための場所になれたらいい。部分的にでも、学校の施設や先生や仲間を活用できることがあるかもしれないから、そのためにも繋がっておくのはすごく大切」と言われました。
ふむ、私のカンが大外れでなく受け入れてもらえてよかったし、カウンセラーさんも柔軟に長い目で捉えてくれていて、よかったと感じました。

そんなところが、初めてのスクールカウンセラーさんとの相談体験の記録です。
次回の相談(約6週間後!)には、次男と一緒にいってみたいと思います。行けたらね。


今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました〜!

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