湯を沸かす
緑のまつ毛が馴染んできた頃
好きなところと嫌いなところ
絶対的である
が故に
許せない許さない
絶対に許していたい
わたしのことあなたのこと
透明な水餃子をつくるとき
わたしには足りない材料
譲ってくれてもいいんだよ
どうせ余らせるつもりでしょう
弱冷房車
多分明日からは例え話
きれいな言葉を連ねるのは簡単だろう
経口補水
可哀想って言われても
言われなくてもいつだって
不機嫌が見えやすいから
口だけでしゃべろうよ
強さこそが怖さ
弱さこそが優しさ
からだごと染み出す
弱さこそが憎さ
強さこそが優しさ