春秋要約150字_諫め役不在のトランプ劇場が再開。日本は同盟国として立ち回れるか、石破氏に期待する
中国古典の「争臣七人」とは、でたらめな王様も争臣(諫め役)が7人いれば天下を失うことはないという意味だ。この帝王学は優れた組織論として人気だが、社会には忖度が根強い。トランプ氏の争臣が見当たらぬまま世界を振り回す劇場の再開が近付く。日本は同盟国としての主張を訴える他ない。石破氏の立ち回りに期待する。本文150文字
2024.11.27水曜日 春秋(日本経済新聞)より
*ともえもんのつぶやき*
「争臣七人」の読み方が分からなかったよ!
「そうしんしちにん」だよ!!
争臣は君主に耳の痛い意見を言える臣下のこと。諫臣かんしん。
漢文の原文はこれ
■孝経(こうきょう)諫爭章 より
≪昔者、天子有爭臣七人、雖無道、不失其天下。≫
むかし、てんしに、そうしんしちにんあれば、むどうといえども、そのてんかをうしなわず。
■孝経とは
儒教経典の一つ。一巻。孔子と弟子の曾そう子しとの問答形式で、孝について述べている。十三経けいの一つ。なお、孝経には『今文孝経』十八章と『古文孝経』二十二章の二つのテキストがある。内容的にはそれほど違いはないが、古文には「閨門けいもん章」があるが、今文にはない。(wiki)
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