アスリート塾 スポーツ選手のメンタル
スポーツは常にメンタルとの闘い
たまたま恩師の助言で出会ったフォーミュラーカーのレーサー
どのスポーツでも緊張感は絶対必要な精神状態です。
メンタルコントロール」その頂点にあると思うポジションがスピードとの闘う、レーサーのメンタル。
同じコースを何度も走ってはいてもその都度コンディションが変化する路面とタイヤとの摩擦を体感しなければなりません。
数値に出ない滑り出しをコントロールしてゆくためには、体すべてがセンサーになっていなければなりません。
予選前のメンタルコントロールは重要な情報を受け止める受信状態を研ぎ澄ませます。
マシンの状況をメカニックに伝え、決勝に備えるため的確な状態を伝えます。
この状況の精度を高める事に終始します。
決勝が始まるまでにマシンをセッティングしスターティンググリッドに向かいます。
この時間にトレーナーは選手に適格な精神状態を提供しなければなりません。
気負いは禁物!強さと繊細さがアクセル、ステアリング、ブレーキングに微妙な違いか現れます。恐怖に打ち勝つ一言が選手を奮い立たせます!
予選のタイムが悪くグリッドのポジションが後ろになった時には、特に気を付けなければなりません。
くっそー」。ポジションアップを狙ってゆく」という気負いが心を覆うと自分を見失い、無理な速度でコーナーに向かいスピンをして終わってしまうことになります。
気負いと状況の変化にギャップが生まれた時に小さなミスを生むことになります。
平常心はトレーナーの言葉一つで選手のメンタルとコントロールすることが出来ます。
意思の疎通も大事ですが、選手の心に何が潜んでいるか?筋肉だけではない力の存在を伝えます。
目と耳以外に感じるものを伝えることが必要な時があります。
適度な緊張と呼吸法平常心を取り戻す瞬間を伝えます。
また追撃するときの闘争心も育てます。
多くの選手を見てきたからこそ伝えられる方向性、目標をその場でその瞬間に判断できる手法があります。
紙で書いたコンサルではありません。実践してきた経験があります。
一流の選手が通過してきたメンタルの基礎を持っています。
基礎は同じです。使い方、出し方、留め方が違うだけです。
トップアスリートの持ったメンタルは柔軟で興味深いものばかりでした。