
肉体労働について
どうもナバターです。
今回のnoteは、ナバターの思考に突如入ってきた考えを書いていこうと思います。
自分の中に入ってきた考えを書き起こすという新しい試みになると思います。
なので、脱奴隷リテラシーのように本の知識やインターネットでいろいろ調べて、分析して、ウンウンと唸って書く感じではないのですが、一応ウェブ上に公開されること前提なので、できうる限り読みやすくは書いていこうと思います。
今回は「肉体労働」に関することについて書いていく感じです。
まぁ正確にいうと、日本の労働システムに関して書いてあるようなのですが、堅苦しいので肉体労働とイメージしやすい言葉にしています。
文章を読んで、反論みたいなものはいくらでもできるとは思うのですが、この投稿ではそういう議論の場ではなく、読んだ人がどう感じたか、というこころの部分を大事にして欲しいと考えています。
イラッとして、反論したくなった。論破したくなった。または同意した。
共感した。
新しい知見を得たなど
です。
肉体労働について語る
「肉体労働」と聞くと、一般的にはハードワークをイメージするかもしれないのですが、ほとんどの労働者、サラリーマン、会社員と言われる人は、基本的には肉体労働者だと思います。
ナバターの場合だと、ブログを書く、YouTubeライブ配信をする、情報発信をすると知的労働というイメージなのですが、結局頭脳という身体の機能を使っているという点では、やはり肉体労働者ではあると思います。
収入という面では、知的労働の方が生産性が高いとよくいわれています。
またよく自己啓発本やビジネス書で取り上げられる成功者と言われる人は、主にメンタルの異常に強い精神労働者であり、世間の憧れの存在として、よく持ち上げられます。
ほとんどの人は通常はそこまで結果を求めて頑張れないので、そこに対する強い憧れがあって、書籍などで読みたいという願望があるのでしょう。
そういう人は、知的労働、身体労働、精神労働と全部兼ね備えており、まさしくビジネスパーソンの中のスター選手のような扱いになるのです。
しかしほとんどの人は基本的には肉体労働メインの労働者がほとんどであり、いわゆる成功者といわれている人に比べると、世の中的なランクとしてはどうしても低く位置づけられてしまいます。
肉体労働メインの多くの人々は、相対的に低い立場に追いやれてしまい低賃金労働などに従事せざるを得ないというのは、現実的に起きています。
つまり社会は、肉体労働メインの労働者を軽視しており、肉体労働しかできない労働者は、低賃金で過酷な環境で働くものであるという考えを持っていることになります。
日本では、主に非正規雇用という形などで肉体労働メインの人たちを過酷な環境に追いやっています。
その反対のエリート層と呼ばれる人々が優遇されているかというと、そうでもなくて、例えば官僚と呼ばれている人々は、基本的な肉体労働に加えて、頭脳を使った知的労働、さらには組織内の競争などで過酷な精神労働にも晒されています。
精神労働に関しては、ストレスとか、プレッシャーとか、責任とかいろいろいわれていますが、本来は肉体労働者が背負う必要性のないものです。
いつのまにかサラリーマンの仕事にそういうものに耐えてこそ1人前の社会人になれる的な考えが蔓延しているように思えますけど。
つまりどういう立場であれ、人々は現在基本的な肉体労働だけではなく、仕事の成果を上げるための知的労働とそれらに付随する隠された精神労働までもこなさないといけないという極めて劣悪かつ過酷な環境に晒されているということです。
こういう状態が長くなると、やはりパワハラなどの組織内ハラスメントも増えてくると思います。
このように日本の労働システムは、労働者の身体的な搾取、精神的な搾取を元に成り立っており、さらにそれらをまっとうにこなしたとしても、それに対して支払われる報酬は微々たるものになります。
(さらにいうと、時間的に搾取や霊的な搾取などもあるのですが、このあたりはまた別記事で投稿していこうと思っています。)
そしてもっとも大事な人生の時間を大半の人から間接的に奪っており、労働以外の時間に関しては、身体労働と精神労働によるストレスや不満を解消するために使われることになるのです。
このストレスや不満を解消するという行為そのものに、身体、精神に強い快楽をうむので、心理的に強い中毒性と依存性があります。
さらにそれにお金を使うという思考の消費行動と紐付けることによって、それを食べ物や睡眠を取るという行為と同じくらい当たり前のものとしました。
これにはアルコールなどの嗜好品、外食、テレビなどの娯楽産業、ネットコンテンツ、様々な商業施設、エロコンテンツ、はては自己啓発やコーチングなどの大人向けの教育コンテンツに至るまで様々であることは、日本に住んでいれば、まぁわかると思います。
それがいわゆる消費経済として、世の中を支える仕組みとして、機能しています。
多くの人の肉体労働の結果発生する精神的搾取とその痛みをごまかすための消費経済システム。
それによって、労働システムと経済システムが相関して、機能してしまっています。(あと政治システムとかも。)
おそらくわれわれの本来ある人間らしい活動を抑制することによって、自分自身の中にある真実に気づかせないようにするためではないでしょうか。
映画マトリックス内で生活する住人のように。
自分自身を痛みつけるのは、そろそろ辞めなければならないだろう。
【参考サイト、書籍】
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