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ノーチのしっぽ研究所の舞台
作家ユニット「ノーチのしっぽ研究所」は、二人一組(¥0sukeヨースケ・F.しっぽ)の絵本作家、イラストレーター。
普段は「ノーチのしっぽ研究所」という研究所を舞台にした、動物たちの冒険物語を描いています。
今回はノーチのしっぽ研究所の世界についてご紹介します。
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■研究所があるところ
ノーチのしっぽ研究所は、生命の誕生から現在までの歴史が保存されている神秘の島々、「ノーチラス諸島」に建てられた研究所です。
ノーチラス諸島は、オウムガイ(=英語でノーチラス)のように渦を巻いた列島であり、それぞれの島にはカンブリア紀、ジュラ紀などの地質時代に因んだ名前がつけられています。
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「カンブリアン島」にはアノマロカリスなどカンブリア紀の生き物が、「ジュラシアン島」には恐竜などジュラ紀の生き物が生活しています。
ノーチのしっぽ研究所は、この絶滅したはずの生き物が暮らす島々について調査し、生命の神秘の謎に迫ることを目的とした自然生物研究所なのです。
ちなみに1冊目の絵本『トロポコの冒険記録』では、デボン紀の特徴を残す島「デボニアン島」を舞台に、研究所の仲間たちがさまざまな古生物と出会う冒険を描いています。
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■研究所の建物
ノーチのしっぽ研究所は、真っ二つに折れた海賊船をもとに建てられました。大昔に人間が乗っていたと思われる座礁船を、動物たちがみんなで力を合わせて少しずつ建て増しし、現在の姿になったのです。
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研究所には実験室や図書室、標本部屋のほか、動物たちが暮らす寝室や食堂なども備わっています。
ウォンバくんの部屋
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トロポコのコレクションルーム
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今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。