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はじめての保育園。ちょっとは泣いてくれたりする?


はるくんはじめての保育園!といっても週一回の一時保育ですが…まぁなんというか、初登園!ということで、久々に新学期な気分を味わっております。

と言ってもここのところ持ち物買い揃えたり名前書いたりで「新学期前」な気分はたっぷり味わっていたんだけれどね。


約3年間、べったり一緒にいたので、さぁどうなるかな?離れる時どんな感じになるかな?とちょっと楽しみにしていました。保育園で勤めていた時に、朝の様子はこどもひとりひとりそれぞれちがうのを見ていたので、「さぁはるくん、あなたはいったいどんなかんじなの?」と。やだやだ言うの?どのへんからあれおかしいなって気付く?「おかしゃんがいいー」って泣いたりする?

まぁ泣いたところでそれは最初の慣れるまでだし、なんと言ってもその保育園と先生方を全面的に信頼してる。だからちーっとも心配はしてないのです。「まぁがんばれーたのしいこともあるさー」って感じでね。

だから登園する時にぐずるかどうかっていうのは、心配というよりは好奇心。そして少しの期待感なのです。「ちょっとは別れを惜しんでくれる?泣いてくれたりする?」っていうちょっぴりいじわるな。


さぁ、それで実際どうだったかというと。もう!ぜーんぜんなんだから!昨今の状況を鑑みて、朝のおしたくは入り口前で。私が荷物を片付けている間も、はるくんはぴょんぴょんとび跳ねて、なんか「いぇいいぇい!」とか言ってんの。中をのぞいて「くるま、あるかなー?」なんて言ってんの。先生に「じゃあはるくんは先に中に入ろっか」って言われたら、たたたーって入っていくし。なんだよぅー。おかあさんはちょっぴりものたりないよーう。

まぁいっか。はるくんが「たのしそう!いこ!」って登園できたのなら、それがなによりだし。まぁ半分わかってなかった感じもあるから(おかあさんは後から来るとか思ってるかも。いつもの広場だとそうだから)ホントのところがわかるのはお迎えの時だな。


ちょっと嬉しかったのは、もしかしたら、もしかしたらだけど。「おかあさんはごようじいってくるね。おむかえにくるからいっしょにおやつたべようね」って言ったら、うんってうなずいてたの。「ごようじ」っていう言葉でもしかしたら理解したのかな?って。

ここのところ「ごようじ」でおばあちゃんに預かってもらうことが何回かあったから。「ごようじ」っておかあさんが言った時は、ちょっといなくなるけど後からちゃんと帰ってくるんだって、分かってたとしたら。理解していたとしたら。なんだかすごく嬉しいなって。

そして、「ちょっといなくなっても、必ず帰ってくるから大丈夫」っていう信頼や、「少しの間なら、おかあさんがいなくてもぼくたちはつながっているから大丈夫」という安心感がはるくんの中に育っていたとしたら、とってもとっても嬉しいなって。

私がはるくんが生まれた時から「唯一これだけは」と育てたかったもの。それは「安心感」。ずっと一緒にいたから「おかあさんと一緒にいれば大丈夫」という安心感はあるだろうな、と分かるけれど、はるくんの胸の内にも「みえなくても、つながっているからだいじょうぶ」という安心感が育っているかは、離れてみないと分からない。

安心感、育っているといいな。離れている時も、はるくんの胸の内でぽかぽかとあたたかく灯っているといいな。


さぁ、もう少しでお迎えだ!お迎え時のはるくんやいかに。

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