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正しい努力で無理なく痩せよう!
寝正月を過ごした方や、外に出るのが億劫になっている方など、この時期に「なんとなく身体が重たくなったような…」と感じ、体重をはかったらビックリ!なんて方は多いのではないでしょうか。
今回はなぜ身体が太るのか、そのメカニズムをお伝えします。
代謝とは
代謝が下がって痩せにくくなった、太ってしまったので代謝を上げたいという声がありますが、そもそも「代謝」とは何でしょうか?
皆様が思う代謝とは、正しくはエネルギー代謝といい、基礎代謝、身体活動、食事誘発性熱産生の3種類に分けられます。
1番大きな割合を占める基礎代謝は、生きるために必要な活動(呼吸、体温維持など)によって起きる代謝で、体格などによって代謝量が決まっています。
食事誘発性熱産生は、食事をして消化活動を行う際に起きる代謝で食事量によって代謝量が決まります。
身体活動は、運動と非運動性身体活動(家事や畑仕事など)に分けられます。
この非運動性身体活動量と肥満度の関係を明らかにした論文によると、肥満者は一般体格者に比べて1日平均150分も座っている時間が長いというデータがとれたそうです。
小さな積み重ねですが、なるべく座っているだけの時間を減らすことが肥満予防、解消につながると言えそうです。
体温と代謝の関係
基礎代謝量は体格などによって決まると前項でお伝えしましたが、体温も基礎代謝量を決める重要な要素の1つです。
一般的には、体温は1度下がると基礎代謝量は約15%減ると言われています。
成人女性が生きていくのに必要なエネルギー量は1200㎉で、この6割が体温維持に必要なエネルギー量です。
1200×0.6=720㎉
体温が1度下がると基礎代謝は約15%減となりますので、
720×0.15=108㎉
これが体温が1度下がった時に消費されなくなるエネルギー量です。
消費しなかったエネルギーは脂肪としてため込みます。脂肪のエネルギー量は1g=9㎉ですので、
108÷9=12
1日12g、30日で360g、1年では4.32㎏増える計算になります。
反対に、体温が1度上がるとこれだけのエネルギー消費が増え、体重が自然と減ると予想できます。
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体温を測る習慣が、ダイエットの道標にもなるのです。
体温を上げるための習慣づくりは、ナチュラルマッスルのトレーナーにお聞きください。
「血糖値コントロール」で自然に糖質オフ
いくら身体を動かしていても、日々の食事で必要以上に蓄えていては、なかなか痩せることは出来ません。
そこで、「血糖値」を意識した食事を取り入れて、痩せやすい身体を作っていきましょう!
では、なぜ?血糖値が大切なのでしょうか。
血糖値とは、その名の通り、血中の糖の値です。
血糖値が上昇し、使われずに余った糖は、インスリンというホルモンの働きにより細胞へ吸収されます。
この働きで血糖値がコントロールされていますが、これは「中性脂肪」を蓄えることにもなるのです。
血糖値が乱れる(急上昇、急降下を繰り返す)と、たくさんのインスリンが分泌され、中性脂肪がどんどん増えることになるのです。
だからこそ、減量には血糖値のコントロールが非常に大切になります。
そこで今回は安定するための食事をご紹介します。
ご自身の食事を振り返り、実践できそうなことを取り入れてみてください。
■血糖値の乱れに伴う自覚症状
食後に眠気、だるさ、頭痛などが起こりやすい
■こんな食習慣の人は注意!
・昼や夜の食事量が多い
・食後や間食におやつを食べる
・カフェインを1日2〜3杯飲んでいる
・麺類、パン類など糖質が多いものをよく食べる
・食べるのが早い(早食い)
血糖値安定のポイント
①タンパク質ファースト
世の中ではベジファーストとも言われていますが、大切な事は炭水化物から食べないということです。
タンパク質や食物繊維から食べることによって、血糖値の急上昇を抑えることができます。
②朝食にタンパク質
朝食にタンパク質を摂取することで、日中の血糖値の上昇を抑えられることが分かっています。
朝食は質素になりがちですので、ゆで卵1個でもタンパク質を摂るように心がけましょう。
③間食でドカ食い、早食い防止
食事の間にお菓子や糖質以外の補食をするようにしましょう。
昼や夜の食事量を抑えられる他、血糖値の急上昇を防ぐことができます。
ナッツ類、練り物、葛粉を入れたお味噌汁などを持ち歩き、ちょこちょこ食べるようにしてみましょう。
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■寒い冬は葛湯でポカポカ
身体が温まると言われる葛粉を水に溶かすと葛湯の出来上がりです。
白湯と違い、葛粉はでんぷん(糖質)なので、程よい糖質が血糖値の安定に効果的です。
お好みでショウガやはちみつを加えるのも良いです。
減量サポートに打ってつけの飲み物です。
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