仕事をつくるのがこちらの仕事
うちの会社スタッフの一人が少し前から目の調子が悪くなり、12月頃からモノが二重に見えるなどの症状が出ていた。病院で見てもらったところやはりあまり思わしなく検査&手術を経て一ヶ月ほど休んでいる。病名等の詳細は省くが退院しても片目には二重に見える症状が残っているため、普段の生活は眼帯をつけて生活をしている。もちろん体調を崩してからずっと仕事は休んでもらっている。
コーディングを担当していたので当然PCを日常的に使用していたため目を酷使はしていたと思うし、しっかり治るまでは復帰は難しいだろうなと思っている。むしろ家族側の立場に立ったら目を酷使する仕事は今後はすべきではないと説得するかもしれない。当人たちの本音の部分はわからないが。
続けるか辞めるかは本人に任せようと思っている反面、今までお願いしていたPCでのコーディングを依頼するのはこちらとしても難しいなと思っていた。そうなると自然と退職になるのかな。そして目を使わない仕事を探さざるをえないのかなと。
自分にできることはなんだ
PCが使えないのであれば仕事を続けるのは難しいなと思っていたし、本人のモチベーションも下がっているのであれば、もう自分にできることはないなと思ったりもしていた。もちろんできる限り支援や応援はするつもりだけど。
ただ働く意思があるなら、あとはこちらの問題なんじゃないか。PCを使う仕事が厳しいなら、PCを使わない仕事を用意すればいいのでは、という自分なりの結論が見えた。例えば掃除や買い出しといった雑用から打ち合わせ補助など。例えば自社メディアを作成し、記事の取材なんかもありなのかも。
※いずれも目を使わないわけではないので、本人と相談ではあるが
働く場を作るのが経営者側の仕事
雑用を押し付けるわけではなく、あくまで本人の意思を尊重しながらも会社の利益(売上的な意味ではなく業務効率的な意味)向上に貢献できる役割を用意し、価値を見出すことは逆にこちら側しかできないのでは。むしろこの状況でこそ、新しい仕事を見いだせるのではないか。
まだ決めきれていない部分が多く相談は必要だけど、逆境はチャンスととらえて考え抜けば新しい道が見えてくるかも。見えるといいな。
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