見出し画像

PERFECT DAYS を、ようやく見ました。

「ずっと気になることには、思い切って手をつけよう」というのは、2024年のひとつのテーマです。
今日は英語を見てきました。

PERFECT DAYS

カンヌで賞を取ったことをうすうす知ってるくらいで、内容については極力情報を入れませんでした。

ひとことで「好き」な映画でした。

いわゆる底辺の暮らしが、
淡々とながれていきますが、
そこに悲壮感はなくて。

ともすれば世捨て人になってしまいそうな
ギリギリの境界線で、
社会も自分も諦めてはいなくて。

「今」をただ丁寧に生きて、
「些細な幸せを拾い続ける感性」
を持っていて。

足るを知る人。

暮らしの中に楽しみを持ち、
慎ましい中に好きが溢れてる。
心穏やかな時が流れる毎日。

セリフもほとんどないのに、
映像はとても雄弁で。

なにかグッとくるというか、
全然泣くようなシーンじゃないのに、
なぜか涙が出ちゃうというか。

あんな暮らしを「清貧」というのかな。
わたしにはまだ勇気はないけど、
憧れてしまう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?