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【子育て振り返り】転校生

こんにちは。
さくまゆうこです。

ここ何日か、息子の子育てを振り返って書いてます。ここで、あたしが子どもの頃のことを
ちょっとだけはさんでみようかと思います。

【小学校は3校です】

幼稚園に入園する少し前に、
生まれ育った横浜を離れ
とおく富山県に引っ越しをしました。
父の転勤の関係でした。
その頃のあたしの記憶はあるわけもなく、
あたしの一番古い記憶は
富山での生活から始まっています。

家の周りは田んぼだらけ。
お友達の家には田んぼのあぜ道を通って行きます。
春にはオタマジャクシとツクシ
夏には雨蛙とカタツムリと蛍
秋にはいろんな果実をとっては食べて
冬はスキーと雪合戦

東京で育っていたら経験しなかったことを
たくさんして育ちました。
これはあたしにとってすてきな経験です。

【転校で困ること】

入学は富山
3年生は鎌倉
10歳からは東京です。

まず困ったのは勉強でした。

教科書が違うということは、
学年ですべきことの順序が違うと言うこと。
あたしは3年生の夏に鎌倉に越し、
4年生の夏に東京に越しました。
完全に積み重ならなくなったのは算数でした。

数字にはいまでもコンプレックスがあります。

あと、人間関係。

性格的なものもあるので
一概には言えないと思います。
ですが、
こどもは10歳を迎える頃に合わせて
自分の周りをつくっていくように思います。
これは、息子を育ててるときに思いました。
3年生から4年生の2年間というのは、
ホームとアウェイを意識した上で
自分のテリトリーを構築していく年齢であると。

そのタイミングで転校を二回してしまったあたしは、
どうやって人間関係を作ったらいいのかが
全くわからなくなっていたのだと今は思います。
とりあえずそこになじめる方法を常に探ってて
正直言ってしんどかった。

しかも、
こういうことは意識すればするほどうまくいきませんから、
もうめっためたでした(笑)
東京に越してきてからの人間関係には
本当に本当に苦労しました。
人間関係をうまく構築できないんじゃないかということは、
今でもあたしのコンプレックスです。

【家庭がよりどころであると言うことの大切さ】

そんなとき、
こどもにとってよりどころになるのは家庭です。
家庭がリラックスできる場であり、
自分が自分でいてよいという安心の場であったなら、
子どもはなんとか自分の力でまっすぐに伸びていくでしょう。

こどもだって外の世界では、
それなりの社会を生きています。

無邪気に遊んでいるばかりじゃなく、
やっぱり周りとの関係性を探りながら
失敗しながら傷つきながら
必死に生きています。

家で羽を休めなければ、
明日のエネルギーは作れません。

【親が子どもにできること】

おなかいっぱいご飯を食べられること
最低限の清潔を保てること
ぐっすり眠れる環境があること
攻められる心配がないこと
安らげる場があること

それから、
「存在してくれることが嬉しい」
と感じられること

大人にとって難しいことはひとつもありません。

一方で、
やってしまいがちなこととしては、
「いい子でいなければいけない」
「役に立たなければ、生きている価値はない」
みたいな条件付きの愛を感じさせてしまうこと。

これは大人の罪であるとも思えます。

まあ、大人も完璧じゃないので、
失敗もしますが、
意識を持つことくらいは忘れないようにしたいなと自戒を込めて。

【まとめると・・・つまり】

転校するということは
子どもにとっては100%ストレスです。
当たり前ですよね、
今まで安心して暮らしていた土地を離れて
知らないところに行く不安は
ストレス以外の何物でもない。

けろっとしてる顔を見せてくれたとしても、
それは彼らの頑張りです。

でも、転勤って避けられない。
あたしは、転勤を責めるつもりはありません。
それは不可抗力だから。

でも、今両親に愚痴を言うとすれば、
もっとあたしをちゃんと見てほしかった。
フォローをしてほしかった。

「大丈夫?」
って声をかけてほしかった。
と言うことでしょうか。

大人は子どもを守ってやる役割を持ってます。
どんなに大丈夫そうだとしても、
子どもに甘えすぎないようにしたいものです。

なんども言うけど、
自戒をこめて・・・

#子育て

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