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ノートはわたしの心を助けるか?

息子と衝突した時の話です。

わたしと息子は、お互いに
「相性が良い方の親子だ」
という自覚を持っていて、
関係性は頗る良好です。

ですが、やはり、
人と人とは距離感が大切で、
近づきすぎると
よくないことが起こります。

特に、われわれは、
この(2024年の)6月から、
5年ぶりに同居していて、
ちょうど疲れを感じる時期でもあったと思います。

原因はほんの些細なことなんです。
くだらなすぎるほどに。
だけど、
仲直りしてもまだ、心が疲れていました。
そのくらい、
大きいダメージが残る衝突でした。

ただ、よかったのは、
わたしが怒りを飲み込まずに、
きっちりと、
息子に対して
「今の君の暴言に対して抗議する」
という態度を取れたことでした。

あのまま有耶無耶にしてたら、
意思疎通はできずじまいで、
お互いの言葉の先の気持ちも
共有しないまま、
関係性の上書きも叶わなかったでしょう。
言い争いはしんどいけれど、
そこに信頼感があるなら、
衝突も良い刺激
と捉えられるはずです。

お互いに、
心のうちを素直に話せる間柄で
本当によかったです。

結果として、
期待と誤解と疲労が
重なった結果だとお互い自覚できたし、
改めて、
期待するとロクなことになんないね(^_-)
とふたりで肝に銘じました。

そして仕上げは、ノートでした。
心の疲労感に対しては、
どんな出来事があって、
その時はどんな気持ちで、
本当はどうなりたかったのか?
などを書き出してゆきます。

そして、相手の気持ちにも思いを馳せます。

今回は、本人から
「自分が勝手に期待して、価値観を押し付けた」
と言われているので(息子は心理学科です)
実際の感情がわかっていたし、
本当はどんな対応をして欲しかったのかも
十分理解できましたが、
本音を知らなかったとしても、
相手の気持ちに思いを馳せると、
割といいことがあります。

大切なのは、我慢し合うのではなく、
冷静に相手を理解しようとすることです。

親子といえど他人同士。
所詮理解なんてできないけれど、
大切なひとだから、
理解しようと試みる。
エゴは抜きでね^_−☆
すると、割と、いい風になると思います。

ノートは、
わたしの心を助けてくれます。

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