サン=テグジュペリの入口~「星の王子さま」「夜間飛行」(改訂)
自身がプロの飛行士であったサン=テグジュペリは、その体験を題材とした小説を、全く異なった視座から描いています。
①星の王子さま
世界中で広く愛されている「星の王子さま」。この物語の中では、「本当に大切なものは、目には見えない」というテーマが、表現を変えて何度も語られます。
②「夜間飛行」
「夜間飛行」(1931)は一転して、空を仕事場に選んだ者が背負うべき使命と責任が、短い物語の中で厳しく描かれています。
サン=テグジュペリはパイロットとして活躍しながら小説を書き続け