歌が下手。でも、今夜も歌う。
私は歌が下手です。でも、好きです。
聞くのも好きだし、歌うのも好きです。でも、下手です。
小学生の時は、合唱部。
高校の文化祭での合唱コンクールの時は、パートリーダー。
大学生の時は、聖歌隊。
でも、下手です。謙遜しているわけではありません。その証拠に
小学校の時に、親と先生に下手と言われました。
大学生の時は、先輩に下手と言われました。
社会人になってからは、好きな人に下手と言われました。
これだけ下手と認められているのに、よく歌うグループに所属してきたなと呆れられるかもしれません。
ただ、練習を重ねればなんとかなるので、レパートーはこなせるようになります。でも、下手なんでしょう。
(だからなのか、上手い人への憧れがスゴイです。多分それは恋愛感情にも繋がっているかもしれなくて、たまたまですが、今まで好きになった人はみんな歌が上手い人でした。)
でも歌うのをやめようと思ったことはありません。
歌の歴史はよく知りませんけど、きっと人は人としての始めの方から、体の中から、また取りかこむ自然の中から聞こえる音に合わせて声を出してきたのではないのかなと思います。
だから私も今夜はご近所の迷惑にならない程度に歌います。
とくに理由はありません。人間がやることなんて理由がないことが沢山あるでしょう。
病める時も健やかなる時も歌い続けます。
たぶん、一生下手ですけど。