大切なこと(詩、ポエム)
大切なことは人それぞれ
人が大切な人もいれば
物が大切な人もいれば
心が大切な人もいれば
全てが大切な人もいる
大切を見つけることは難しい
傷つけて、失ってしまって、それから気付くことだってある
心無い言葉で人を傷付けて
感情に任せて攻撃して人を傷付けて
無意識的な行動で人を傷付けて
それは誰かに対してもそうだけど
一番忘れてはいけないのは
自分という人であること
自分自身に
呪いのように
心無い言葉を投げかけて
自分の体を痛めつけて
大丈夫だよと嘘をつき続けて
自分を大切にすることを
いつの間にか忘れてしまっている
物に対しても
心に対しても
全部にとって同じこと
他の人の物、会社の物、社会の物、世界の物
それらの扱いはぞんざいにはしないだろう
でも自分の物はどうだろうか
自分のお金で買った物
誰かに買ってもらった物
何処からか拾ってきた物
自分の物だというだけで
同じ物であるはずなのに
ぞんざいに扱ってしまっていないだろうか
全て等しく物である
だからこそ、全て平等に大切にする方が、きっと良いのだろう
心もそうだ
いや、心こそ、一番大切にすべきものなのかもしれない
人への大切な気持ちも
物への大切な気持ちも
心がなければならない
ゆえに、心が基準にある
心がなければ何も大切にしてあげられない
誰かに寄り添いたいと思う心も
一人でも強く生きていきたいと願う心も
全てを受け止めたいと感じる心も
なければ話にならない
あるからこそ話すことができる
だからこそ大切にしなければいけない
全部、大切なこと
全部、大切にしなければいけないこと
全部、大切にしたいこと
普段から思うことではないかもしれないけど
ふとした時に、考えてほしい
自分が大切にしたいことを
自分の大切なものを
そして、自分が大切なことを