【孫介護】介護中に参考なった情報サイトとSNSを紹介
在宅介護に本格的に関わってから約4年間が経過したので、情報集めに翻弄された当時よりも、現在はYouTubeで孫介護を配信されている方や、インタグラムで多くお見かけします。
「孫介護の現状はどうなの?」と知りたい方や、これから孫の立場で在宅介護に関わろうとしている方の参考になれば幸いです。
【まったり】孫介護の日常を知りたい方向け
介護というと、Webにはどうしても悲壮感あふれる大変さがクローズアップされた記事がたくさん並びます。
硬い文章で悲痛さを語られてしまうと、文章を読み進めるのがつらくなってしまう経験があるので、日常を知りながら高齢者とのまったりも得たい…そんなときにおすすめのYouTubeやSNSアカウントを紹介します。
「あしなっすの1週間」
孫介護に関わるユーモアや日常を描いたチャンネルで、祖父との生活が描かれています。
家族愛や介護に対するリアルな視点ですが、悲壮感だけじゃない温かみもたくさん感じられて、元気をもらえます。
あしなっすさんはインタグラムもされていて、こちらでもショート動画が見れますよ。
祖母と孫ちゃんねる
なんと12月11日に書籍化されるそうです!※2024年11月29日現在
おめでとうございます!
おばあちゃんのパワフルさと、可愛らしさに惹かれて以来、ずっと拝見しているアカウントさんです。
日常の何気ない会話でのおばあちゃんの仕草や、言葉がとても可愛らしい!
個人的には、介護美容士さんが来訪し、本格的なメイクをされていた回がお気に入りです。
文字起こしからサムネまで、編集が細部までとてもこだわってつくられていて、見やすいのも魅力です。ミュートしながらでも気軽に見られます。
介護中で、音が気になる方にもおすすめです。
私はインスタグラムの投稿でこのアカウントさんを知ったのですが、YouTubeチャンネルもあります。
リアルな介護情報を求める方向け
介護作家の工藤広伸(くどうひろのぶ)さん
こちらは何冊も介護についての書籍や、講演会もされている介護作家の工藤広伸(くどうひろのぶ)さんのブログです。
https://40kaigo.net/
実際に介護で使ったアイテムや、どんなときに何があったらいいのかまで、たくさんのアイディアが綴られていて、私自身も大変参考になりました。
遠方から一人暮らしのお母様の通い介護をされているので、独居での見守りのコツや、自分が介護のキーパーソンになりながら家族との連携のコツを知りたい方にもおすすめです。
ブログはとても記事数が多く、情報量が多いと感じられますが、わかりやすい言葉と文字量の配分バランスが絶妙なので、すらすら〜と読めてしまうのも魅力です。
また、男性目線での異性の介護というのも、大変貴重かと思います。
(異性同士だとどうしても下のお世話とか、体の構造状わかりにくい部分もありますね。)
介護をしていて文字を見ていると頭に入ってこない、文章を読むのがとても頭が疲れる…というときがありましたが、くどひろさんはvoicyでも配信されていて、ラジオ感覚で気軽に聞くことができます。
在宅介護時は料理したり、掃除をしたり、隙間時間に何度もお世話になりました。
「今日も、しれっとしれっと。」
ブログやvoicyの配信を締めくくるこの言葉は、もやもやしまくる在宅介護中に、私の心を軽くしてくれた言葉でした。
キクチさん
お母様の在宅介護の経験を綴った書籍『20代、親を看取る。』が、とても刺さりました。
特に、介護が終盤に差し掛かったときの様子は、本当にリアルです。
20代という比較的若い世代ながら、在宅介護で家族を看取るという部分を考えさせられます。
私がキクチさんを知ったのは、子宮内膜症のお話からだったので、その後にこの投稿(書籍化される前)が始まり、自分の介護と重ねてしまう部分が多々ありました。
センシティブな内容ですが、漫画で読めるので、重苦しい感じの描写もするっと受け止めやすかったです。
現在は、お父さまの介護をめぐる投稿も更新されているので、合わせて拝見してみるのもおすすめです。
(私も毎回楽しみに拝見しています)
もっとある…まとめたい
改めてまとめると、たくさん情報をあつめてWebをさまよっていたなと感じました。本当はこの何倍もあるのですが、とんでもない文字量になってしまうので、今回はこの辺で区切らせてください。
今回ご紹介したアカウントさんたちは、今も継続して拝見している方々ばかりです。
「介護ってどんなことをするの?」「実際どんな生活をしているの?」とイメージがつかない方や、「周囲に在宅介護の内情をなかなか話せなくて、これから先がイメージつかない」とお悩みの方にも、少しでも参考になれば幸いです。
(やっと、文章が定まってきたような記事が書けました)