黛灰の引退告知配信が完璧で優しすぎた

また１人推し箱から好きなライバーが卒業宣言してしまった。

タイトルにも書いてあるしこのタイミングでにじさんじ好きな人ならまあ予想つくでしょうが黛灰さんのことです。
(今日は自分の感想だらだら書き起こすので黛さんの説明とかはしないです。私の説明より配信見た方がはやい！！)

7/2にお知らせあるから空けていてほしい、という言い方でなんとなく分かっていた。何かの企画告知ならそんなにもったいぶる感じの人ではないし、リスナーにわざわざ「予定空けておいて」て言うタイプのイメージは無い人だったから。

というよりむしろこの春くらいからなんとなく感じていた。
仲良い飯屋でV最協に参加したり、おそろいのサムネにしたり、しきりに「思い出になった」と言ったり、歌は苦手なのにふわぐさライブに出てくれたり。
なんだか「やりたいこと全部やりきるぞ」て感じがしていて、どこかでなんとなく分かっていた。

でも寂しいなあ

本当に彼の発想力はすてきで、面白い企画、な、何それ…？て思うようなネタ配信、困惑しつつ爆笑できる動画…「ネット上のエンターテイメント」を最高に楽しもうとしているような人だった。

引退の告知までVTR作ってゆっくりまゆずみとかいうネタまで盛り込まれて…こっちは涙と困惑と笑いでぐちゃぐちゃにされました。ゆっくりまゆずみ、あれ一回しか使わないの？もったいなくない？
あと今日ご本人がツイートしてた7/27の生前葬のサムネずるくない？あんなん笑うでしょ…こちとら泣きたいのに笑いまで出て来てどうしたらいいのかわからんよ…

あ、そう、引退告知配信の話をしたかったんだ 。

引退告知って何回か見たことはあるけど、彼ほどきっちり説明してる人は初めて見た。
自分の活躍を期待してくれていたリスナーへの謝罪(見てるこちらは謝らなくていいよ～！！て気持ちになったけど)、やめる理由、これからの予定、TwitterとYouTubeアカウントをどうするか、そして収益はどうなるのか。
今後の収益の話までし始めた時、「本当に真剣に引退のこと考え抜いて出した結論なんだな」て感じて私はもう何も言えなかった。
ここまで考えて考えてきちんと整理して、迷惑かけないようにきちんとひとつひとつ説明して、応援してくれていたリスナーに引退したあとの救い(ボイス再版やアカウントは消さないなど)まで用意してくれていて、「ここまでされたら止められないよ…」てなってしまった。

「優しすぎる」「こんなに完璧にされたらどうしようもない」「みっともなく止めたいのに彼がこんなに丁寧に準備してくれたら送り出すしかない」この気持ちがぐるぐる回って「黛やめないで！！」とは言えなくされてしまった。
いや言えるけど、本人の前では言えないよ～！！あんな完璧にされたらさ～！！

Twitterなどで情報得て悲しくて見れない！！て黛君のファンの方、怖いのは分かるけれど勇気を出して先日の引退告知配信を見てほしい。
彼が真剣に考えて、真摯に言葉を選びながらリスナーに伝えようとしている姿はとてもかっこよかったので。
私はあの引退告知すごく寂しくて悲しいけれどとても素敵だったと思う。自分のやるべきこと、伝えたいことを最大までやって伝えようとしていたのが分かったし、彼の責任感の強さが表れているようで素敵だった。
引退までぎっちぎちにコラボや動画で予定埋めていたのも、お世話になった人たちと最後に何かしたいと言う気持ちが見えたし、Twitterでも少しでも関わりあった人たちに全員にリプ返していて本当に丁寧な人だな、と感心するほどだった。

まだ怖くて見れてない人、絶対見てから最後の7月に備えた方がいい。がんばって勇気出して…。

「笑顔で送り出そう」とか「『やめないで』は言わないであげよう」てよく言われる。
その気持ちも言い分としてとても正しいのも分かるけれど、一方で私は「やめないで」「いつか戻ってきて」と言ってしまいたくなる人の気持ちも分かる。
私だって好きな人が引退するたび何度も「辞めないでー！！」て思っちゃう。１年前かなり好きだった女性Vが突然1週間後に卒業します！！て言い出した時何回「やめないで！！」て思ったことか。

でも今回の黛君の引退告知は「『やめないで』とは言えないなあ…ちゃんと送り出さなきゃ…」て自然とこちらの気持ちを整理させられる配信だった。
(もちろんまだ辞めないでほしくてむせび泣いてる人たちがたくさんいるのも分かるし、それは当たり前の気持ちだと思う。私だって「やめないでくれ！」と「送り出したい」て気持ちどちらもまだある)

もっと雑に告知してもいいのに、本当に律儀に綺麗に整理して話してくれてて「ああこの人本当にきちんと『活動終了』するんだ…見届けたいなあ」て思わせてくれた。
勝手にだけど引退告知配信から彼の本当の人となりを知れた気がする。律儀で、真面目で、優しくて、リスナー思いだったんだろうな。 

たくさん悩んだみたいだし、辞めると決めてからも本当に悩んで苦しんだみたいだったから、その悩んだ時間を否定しないよう送り出したい。
残りの日まで、彼にもめいいっぱい楽しんでほしいし、私もめいいっぱい楽しみたい。

寂しいけど、彼はいつも「おもしれー男」だったので最後まで笑わせてくれそうでとてもワクワクもしてる。
寂しいけどね。