取材時、同じ録音機×2でも、質の違いで大きな差が生まれる……たぶん。
先日、大きな展示会の取材があった。そこで他のライターさんが取材する様子を見ることができた。そのかたはボイスレコーダー×2を、胸元に入れていた。私は、ケータイ(文字起こしアプリで録音)とボイスレコーダー(パナソニックのいいやつ)で対応している。
ダブル録音は同じだから、問題ないでしょうと思っていた。
だが、そうでもないことを知った。
家に帰って、パソコン版の文字起こしアプリで音声を確認したら雑音だらけで何も聞こえない。文字起こしもひどいものだった。
あわてて、ボイスレコーダーを確認した。さすがの仕事人。くっきりとした音声が残っていた。ボイスレコーダーは首からぶら下げていたうえ、話者の声が小さい場合は相手寄りの場所に移動させていたのも大きかったかもしれない。
ケータイは終始スーツのポケットの中だった。でもやはり本家(ボイスレコーダー)に比べて、ケータイでの録音は雑音が入る感は否めない。ときに着信が入ると切れてしまうこともある。
今回の取材でボイスレコーダーが壊れていたらケータイだけではまかなえなかった。そう考えると恐ろしい。同じダブル録音でも、ボイスレコーダー×2のほうが確実性が高まると痛感した。
ということで今後は、ケータイとボイスレコーダー×2の、トリプル録音でいこうと思った。
内訳としては、こんなイメージ
・ケータイ
→文字起こしアプリで録音用
→録音できてなくても、問題ないと考えてのもの。
・ボイスレコーダー×2
→USBでパソコンに送れるもの(現在持っている)
→予備用としてスリムだけど、音声がクリアなもの