【部員の活レポ・発酵スイーツ】いちごの甘糀ジャムもどき by いもあん
スーパーでイチゴを買った。1/3程食べたけど、あまり好みの味ではなかったので、残りを冷蔵庫に入れたまま、3~4日わすれていた。
気が付いたら、少し黒っぽい赤になってやわらかくなっていた。
古くなったいちご、どうしよう。
そのまま食べられないこともないけどな~、と思いながら冷蔵庫の端を見ると甘糀があった。甘酒の濃いやつで、砂糖の代わりに使ったりしている。
これだ!とおもい、一緒に炊いてジャムもどきにしてみた。
まず、イチゴをザクみじんに切り、水を足して煮る。
押したらつぶれるぐらいになったら、甘糀を入れて、イチゴをつぶしながらそのまま煮詰める。
焦げないように弱火でゆっくりかき混ぜながら煮詰めていく。
好みのとろみ加減になったら火を止めて出来上がり。
時間さえあれば、簡単な工程だ。
熱いうちに瓶詰めして、粗熱が取れたら冷蔵庫へ。翌朝、パンに塗ってみた。
おいしい。想像していたより、おいしい。そしてピンクでかわいい。
イチゴの酸っぱさで、甘糀の癖も消え、好みの甘さになっている。
砂糖で作るジャムは、とろみをつけるためにペクチンが必要で、レモン果汁なんかいれたりするが、甘糀のとろみがあるため、何も入れなくてもいい感じ。
正しい作り方は知らないけれど、自分で食べるのだからこれでいい。
甘糀の使い方がまた広がった。
ぜひ、この甘糀というやつを調味料としてキッチンの仲間に加えてほしい。
甘糀から自分で作る場合は、こちら。
わたしは、フードプロセッサーで粒粒をつぶして滑らかにしてから使っています。
お試しあれ。