こんな自分が今の自分であると認められない

こんにちは!
摂食障害当事者の管理者です。

本日も、摂食障害を人生の通過点にするための動画をご紹介します。

「こんな自分が今の自分だと認められない不幸」

私は長らく「摂食障害者である自分」を認められていませんでした。
「認める」というのは、「こういう自分が確かにいるな」と実感を持つことだと考えています。

毎日、過食嘔吐という、明らかに異常なことをしているにもかかわらず、「こんな私は本来の私ではない!」と思っていました。だから一秒でも早く症状を無くしたかった。

ところが、強烈に認めていることろもあるのです。
「不幸な過去を持つ自分」です。
他者(私の場合は特に母親)に、こーゆうことをされた!あーゆーことをされた!ということは実感(らしきもの)を伴って認めているのです。

抵抗感なく認められるのは、認める方が私にとって、メリットがあるからです。

過去の不幸を主張していれば、摂食障害者である自分を認めなくていいからです。

「私が今、過食嘔吐をしてるのは、過去のせいだ!」と、摂食障害者である私を認めないために、変えられない過去をずーっと言い続けてきたし、今もその在り方が色濃くあります。

今の私は、
「摂食障害者である」
「毎日過食嘔吐をしないと落ち着かないほど、変な私である」
そんな、「今の生きづらい私」を認めること。

そんな私はダメなんだ!!と感じてしまいます。でも、紛れもなくいるのです。良いも悪いもありません。「そんな状態の私が存在するするだけ」なのです。そして、どんな私も存在していい。ここを間違うと、摂食障害を人生の通過点にするスタートラインにも立てません。

一旦の目標は、「摂食障害を人生の通過点にすること」
なのに、目標の前提である「私は摂食障害者なんだよね」を存在してないことにしてたら、どうなるでしょうか。目標を達成するための行動もめちゃくちゃになります。

かつて、そして今も、
私は、「あの人がこーだ、あーだ」と他人のことをとやかく言うことに自分の資源を必死に使ってきました。

自分に一番近い自分について認めていませんでした。

まずは、まだ認められない自分なんだな、スタートラインにも立っていない自分なんだと認めることが、摂食障害を人生の通過点にする、小さな小さな一歩です。


オープンチャット「★摂食障害の方は思いの丈を吐き出そう(言いっぱなし聞きっぱなしグループ)」
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