北海道慰安旅行 後編
北海道ひとり旅の最終回!
今から10年前に仕事の精神的な疲れを癒すために一人で登別温泉に行き、温泉に浸かる以外のことを殆んど何もしなかった一週間はあっという間に過ぎて、帰る時にも事件は起きた❗
・人生初の寝台列車
行きは格安航空の飛行機✈️
帰りは寝台列車という初物尽くしの旅にしたけど、帰りはあの有名な寝台列車の「北斗星」での帰宅の旅。
世間は3月頃だったこともあり、簡単に予約は取れたけど流石に個室の部屋に関しては満室だったのを覚えてる。
仕方がないので皆で寝る所を予約したわけだが案の定人は殆んど乗ってない。
にもかかわらず、指定席で同じところに一人だけ客がいて、しかも自分の向かいに。
自分が予約したのは二段ベッドが部屋に6個くらいある部屋で、そこのドアから入って下側のベッド。勿論他にもベットはあるので最高で12人くらいは泊まれるはず。
プライバシーのことも少しは考えてられていて、それぞれベットの上側にカーテンレールがついていて、カーテンもキチンとついている。
でも、それより一番気になったのは何故向かいなのか?
・予期せぬ予約者
せめて横とかにして欲しかった。
横とかなら相手が何をしてるかとか見えなくて気にはなる程度ですむ!
でも、向かいだから、対面だからトイレで起きたりしたらすぐ分かる。
しかも、髭もじゃのガタイのいいおっさんだったから余計にこっちが音立てたりして相手怒らせてしまったら体系的に勝ち目はない!
このままでは寝れるのかどうか分からないからどうしようかと思っていると、列車内で食事を取れるということを思いだし、食堂車に行ってみることにした。
行って見るといわゆる食堂車は自分が行くのが遅れた影響もあり、既に満席だった。
仕方なく列車内での食事は諦めることにして、ベッドで温泉街で買ったガムで気を紛らわせた。
ベッドで少し横になっていると気を紛らわせていると、駅に停車したので、一度外に出ることにした。
・珍しい瞬間
確か列車は室蘭の駅に停車中だったが、ホームがかなり盛り上がってた。
何かと思って見ていると、ちょうど車両の連結の瞬間が!
少ししたら、別の車両?なのかが来て、列車が連結している貴重な瞬間を撮ることが出来た❗
その後は、自分の寝床に戻って寝ようとするがやはり対面が気になってすぐには寝れなかったけど、そのうち勝手に寝てた(笑)
やはり一週間の長旅に疲れてたのかもしれない。起きたら朝になっていたので、駅に着く前に列車内を散策してみた。
・翌朝
内部には休憩室があった。
思ってるより豪華で広かったので思わず、写真を撮った❗
朝予定の時間どおり、上野に着いた。
肉体的にも、精神的にも疲れていたのは、かなり回復して、また驚くほど忙しい日常に戻ることになる。
この時の自分はまだ後に待ち受ける自分の最大の汚点と言える作品に出会うことになるとは思っても見なかった❗
(その話はまたいずれ)
・次回予告
以前に語った自分のやってた制作進行という仕事についての続きを書こうと思う。
需要があるかどうかはこの際無視して、自分の18年間の仕事を知って貰い、進行がいかに大変で報われていないかを体験談を踏まえて知って欲しい。
ではまた❗