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【日記】キャリアカウンセリングを受けて①

私はいま、定期的にキャリアカウンセリングを受けている。

キャリアカウンセリングというと、就職・転職に関する悩みを聞いてもらうものを思い浮かべることが多いと思うが、私が受けているのはもっと幅広いもの。

「人生」について向き合っていくための、キャリアカウンセリングだ。




私には、いま先生と呼ぶべき人が何人かいる。

キャリアカウンセリングの先生は、仮称をA先生としておこう。

A先生との出会いは半年前。

とあるセミナーに講師として来ていたのが、我々の出会いだった。
(オンライン講座だったので、海外からでも日本のセミナーにも参加できた。ありがたい)

明朗快活。
一刀両断。
快刀乱麻。

アダルトチルドレンであり、人間不信をこじらせている不肖・この私。

いくら話の内容が良くても慇懃な先生には、少し隔たりを感じてしまう。
いや、隔たりどころではない。
ぶっちゃけ、恐怖を覚える。
「笑顔の裏で何を考えているだろう」と、余計な憶測を働かせてしまうのだ。

その点、A先生は違った。

粛々とした態度で話を進めるその他の先生とは異なり、A先生はエネルギッシュで剥き出しのままの意見を提示してくれる。

いいものはいい。

ダメなものはダメ。

アカンことはアカン。


端的に印象を言えば「嘘をつかなさそうな先生」だった。

思った。この先生だ!と。

私は、食いついた。
それはもう植えた獣の如く、ガブリと。

普段自分から人に接触していこうとしないタイプであるにも関わらず、講座で提示されたA先生の仕事用の連絡先を書き留めた。

何が私をそうさせたのかは分からない。

たぶん、「この先生なら話を聞いてくれるかも!」という望みだったのかもしれない。

悩むこと2日。

スマホを打つ手を震わせつつ、思い切って連絡した。

そこからA先生との交流が始まった。



半年後。

SNSで相談を続けるうちに、A先生との交流も深まっていった。

A先生は、底抜けに明るくて、人生に失敗なんてないと言ってくれる。ビビりで間違えるのが怖い私の背中をいつでも押してくれている。

そして、気が付けば、あれよあれよと先生が主催するキャリアカウンセリングに参加することに。

私の何気ない疑問に、不安に、真摯に向き合ってくれるA先生の存在は、今や私の心の支えになっている。

A先生のモットーはたくさんあるけれど、私の心に刺さったのはこのモットーだった。

  1. 「目標は適宜修正すればいい」

  2. 「定めた目標に正解・不正解はない」

  3. 「周りの人に、自分に、常に感謝の気持ちを忘れない」


正解は一つしかない、人生は修正がきかないと思っていた私にとって、魔法のような言葉。


人の道はたくさんある。

けれども失敗なんてない。

どれを選んでも正解だ。

踏み出すことは怖くない。


先生は、そう教えてくれている。

これらの言葉を胸に、私は今日も自分を良くするための一歩を踏み出す。

大丈夫。進んでる。

カメの歩みかも知れないけれど、進んでいる。


私をより良くしようと頑張っている私の努力に、心からの感謝を―――。



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