【日記】「見捨てられ不安」が強い自分と向き合って
自分はつくづく「見捨てられ不安」が強いなあ、と思う。
「見捨てられ不安」とは、以下のようなもの。
「恋人にメッセージを送ったのにすぐに返信が来ない」「友人にそっけない態度をとられた」「仕事でミスをしたかもしれない」といった状況に出くわしたとき、自分は見捨てられるのではないかと、どうしようもなく不安な気持ちになったり、いても立ってもいられないほどの恐怖心を抱いたりすることを「見捨てられ不安」といいます。
自分のようなアダルトチルドレンには、終始付きまとってる厄介なもの。
主に、子供の頃に親からすげなくされ続けてきた人に生じやすいとか。
思い当たる節がひしひしと……。
親との関係はカウンセリングで掘り下げていくしかないとして、問題は現状付き合っている人達との向き合い方。
先週はニコニコ笑顔だったのに、どうして今週はしかめっ面なんだろう。
いつも一時間以内に返事が来るのに、今回は一日経っても既読にならない。
まだチャットを続けたかったのに、向こうからの返信がピタッととまった。どうして？
etc、etc……。
こういう状況に陥った時、まず思い浮かぶのは「嫌われた！」。
よくよく考えてみれば浅慮にすぎるんだけど、とにかく「嫌われた！」と感じてしまう。
とにかく人の顔色、動向をうかがって生きているので、他者に嫌われるのは私にとって一大事。
これが好いている人ならまだしも、嫌いな人に対しても感じてしまっているから手に負えない。
一日24時間、不安が募り続けて、食事も喉を通らない。
仕事にも日常生活にも手がつかなくなってしまう。
出口の見えない迷路。
まるでメビウスの輪。
これじゃあまずい！ということで、読み漁りましたよ。アダルトチルドレンの本。
これらの本によると、アダルトチルドレンはとにかく自分に注目してほしい、注力してほしいと思っているから、相手を気遣うことが苦手、とのこと。
つまり、「相手の立場に立ってものを考えられない」。
ああああ、当たってる………。
恥ずかしいけど、当たってる……。
死ぬほど恥ずかしい……。
あまりにも子供っぽいものの考え方に、穴があったら入りたくなった。
そんな恥ずかしさを乗り越え、本を読み漁った結果、自分は最近では、できるだけこう考えるようにしている。
先週はニコニコ笑顔だったのに、どうして今週はしかめっ面なんだろう。
体調が悪いのかな？
この後、急ぎの用事があるのかな？
何かトラブルがあったのかな？
いつも一時間以内に返事が来るのに、今回は一日経っても既読にならない。
急いで返事しなくても大丈夫だと考えてるのかな。
返信の内容を考えているのかな。
まだ一日しか経っていない。一週間は様子を見ようよ。
まだチャットを続けたかったのに、向こうからの返信がピタッととまった。どうして？
緊急の用事ができたのかな。
もう満足したのかな。
言いたいことが全部伝えられたのかな。
忙しいのかな。
無理矢理理屈を作り出しているような気がするけれど、そんなの気にしない。
ポジティブに、ポジティブに。
自分に都合のいい様に考えたってOK！
相手の置かれた状況が分からないうちから「嫌われた！」「だからこっちも嫌いになってやろう！」、そう思わないようになれればOKの気概で前向きに考えている。
そもそも「相手がしかめっ面で不安」って、それじゃ「私といる時は常にニコニコしててくれ」って要求しているのと同じ。
「相手が一時間で返信してくれない」は、「私のメッセージにはすべて一時間以内でリアクションを寄越せ」。
「チャットがとまっちゃった」は、「私が満足するまでチャットを送り続けろ」。
そんなの無理。完璧超人じゃないんだからできやしない。
私だってできる気がしない。
だから、今日も言い聞かせる。
自分で完結させてそれでいい。
自分が笑顔で話を締めくくれたらOK。
自分がメッセージを送れたら、それで終わり。
相手からのリアクションを過度に期待しない。
それが私の新たな生き様。
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