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【日記】さらば、嫌なことが嫌と言えない私

小さいことからずっとできないことがあった。

私は嫌なことが嫌と言えない。


いま、とあるグループに参加している。

参加義務はない。
抜けるも入るも自由自在。
そんな気楽な場所。

最初は楽しかったグループ活動。
けれども、回を重ねるごとに、苦痛になってきた。

原因は人間関係。

少し面倒な人が何人かいる。

一人は「自分の思い通りにしたい!」「相手を自分の統制下に入れたい」という思考が強い人。

もう一人は話し出すと1時間とまらなくて、常に自分の世界に入り込んで周りを振り回す人。

初めは笑って対応してきたけれど、最近はちょっと限界。

抜けたい。
グループから脱退したい。
彼らとぐーーーんと距離を置きたい。

「限界?なら抜け出せばいいじゃない。抜けるも入るも自由なんでしょう?」

普通の人なら、そうする。

私は――――それができない。

なぜなら、その次にどこも行き場がなかったらどうしよう!と恐怖を感じてしまうから。
次に出会えるかもしれない、より良い可能性を信じることができないから。

だから、いつまでもしがみつく。

嫌なものから抜け出すことができない。

現状以上に良いものはないと信じて、不満だらけなのに改善することに躊躇する。

あかんなあ。あかんよなあ。



でも、今回は決めた。

言おう。
嫌なものは嫌と。
距離を置いてもいい人たちからは距離を置くと。

それに、今の私には私を支えてくれる人たちがいる。

優しくて我慢強いカウンセラーの先生。
私のぐだぐだな話をきれいにまとめてくれる先生。
「二人」で一緒に困難を乗り越えようといってくれた先生。

私は一人じゃない。

嫌なグループからの脱退。
普通の人には小さな一歩。
アダルトチルドレンの私には大いなる一歩。

これがより良い自分の構築になると信じて。

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