カオつき・目つき

あいてのことを、パッと見の見た目・外見ではんだん・評価をする。つまり、第一印象というものを重視する。
こういうことは、ダレでもやっているかとおもわれる。「リクツでアレコレと、あいてのことをかんがえるよりも、初対面の第一印象で、カン・直観ではんだん・評価をする」ということである。

そして、こういう「第一印象で、カン・直観ではんだん・評価をする」という方法は、意外とよくあたる。
たとえば、「初対面の第一印象で、どうにもイヤなかんじ、ワルイ印象をうけた」というタイプのニンゲンがいたとき、「そのあいてと、ながい付き合いになった」というケースは、しょうじきなところ、あまりないようにおもえる。

もちろん、じんせい経験があまりない時期は、こういうことが、うまくできないようである。
やはり、「しゃかいにたいして出ていって、20年くらいはたらいて、イロイロなタイプのニンゲンと会い、そして、キケン・もんだいのあるニンゲンと会い、かかわったために、ヒドイ目に遭った」と、こういう経験をすることが、しぜんと、「たにんを初対面の第一印象で、うまく評価・はんだんをする」というチカラを、身につかせるかとおもわれる。

あいてのことを、第一印象ではんだん・評価をするときに、たいせつになるのは、あたりまえのことではあるのだが、あいての見た目・外見である。
とくに、カオつきが重要・たいせつかとおもわれる。そのなかでも、あいての目が、キーポイントのようである。

たとえば、野生のネコと、飼いネコとでは、あきらかにカオつき、目つきにおおきな違い・差異がある。
きびしい状況・かんきょうでエサをとり、いきのびるひつようがあり、きびしい生存競争にさらされている野生のネコは、まず例外なく、きびしいカオつき・目つきをしている。
そのために、パッと見ただけで、そのネコが野生のネコか、それとも飼い猫なのか、はんだんし、識別できるケースはおおい。

そしてニンゲンも、イキモノである以上、このネコのケースのように、あいてのカオつき・目つきで、どういう性格・ニンゲン性なのか、あるていどならば、わかってしまうケースもおおい。
つまり、あいてのカオつき・目つきをみたとき、とても剣呑であり、トゲトゲしており、イヤな印象・イメージをもったのであれば、カナリたかい確率で、そのニンゲンは、ニンゲン性・性格がキツイかとおもわれる。

今までのじんせいで、「コイツは性格がワルイ、イヤなヤツだ」だとか、「性格がきつくて、たにんをキズつけたり、こうげき的なところがある」とかんじたニンゲンは、たしかに、そのカオつき・目つきが剣呑であり、トゲトゲしていた気がする。
あいてのカオつき・目つきは、あいてのニンゲン性・性格をはんだんし、評価をするときに、とても重要・たいせつであり、有効的なざいりょうといえそうである。


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